この記事でわかるコト

こんな悩みが甘えと思っていませんか?
- 30歳で仕事辞めるとなかなか転職先って見つからないよね…
- このまま今の仕事、会社でいいのだろうか…
- 育児と両立にもう限界。仕事辞めたい…
確かに30代になれば結婚、出産、育児などライフイベントにより、特に女性は家庭と仕事との両立が難しくなる年代です。

30代で違う仕事にチャレンジしたいという思いが強くなる女性もいますしね。
「30代の女性は難しい‥」から諦める必要はありません!
最近は女性の社会進出への政府の後押しや、在宅ワークの普及などひと昔前に比べて女性が選べる仕事の幅も広がってきています。
事前にしっかりと準備をして転職活動をすれば必ず仕事は見つかります。
この記事では30代女性になっても仕事を見つけられる考え方を解説。
読み終わるときっと一歩踏み出せるようになるでしょう。

この記事がみなさんの役に立てば嬉しいです!
この記事を書いた人

- 5回の転職経験あり
- ITベンチャー企業の採用担当者(5年目)
- 内部監査業務も経験
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この記事で分かること
30代で女性が仕事辞めたいは甘えではない「立派な決断」

30代女性が仕事を辞めようと考えることは、甘えではありません。
仕事辞めるのが「甘え」と考える理由として、30歳過ぎた女性はそもそも転職が厳しいと思い込んでいるだけです。

結局その思い込みが、あなたの可能性を自ら潰しているんです。
確かに女性は30代になると結婚、子育てなどライフイベントがあるため、業界によっては不利になるケースもあります。
しかし、今では子育てと仕事の両立を支援する企業も多数存在し、キャリアアップを成し遂げた女性も多くいます。
仕事を辞めたいと考えるなら、ポジティブな考えで業界や企業研究をじっくりと行い、あなたを受け入れてくれる企業にアプローチすべきです。

まずは、準備することから始めましょう。
Advice
30代女性でも仕事を辞めたいのは甘えではない。しっかりと準備をすれば次の仕事は見つかる
女性のための戦略的な転職方法は以下の記事で紹介しています。よかったら見てください。
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転職に踏み出せない女性に読んでほしい!
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30代女性が辞めたくなる理由とは
30代女性で仕事を辞めたくなる理由はさまざまです。ここでは厚生労働省のデータを参考にしながら、女性が辞めたくなる理由についても解説していきます。
(参考:令和2年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省)
辞めたい理由
- 職場の人間関係が悪い
- 時間外労働が多い
- 給料に納得がいかない
- 結婚・出産・育児で辞める
職場の人間関係が悪い

職場の人間関係が良くないから辞めたいというのは定番の悩みでしょう。

仕事をスムーズに進めるため、学生時代のように気の合う仲間だけで過ごすわけにはいかないのが悲しいですね。
毎日顔を合わせる職場の人間関係で、ストレスを強く感じているなら、辞めたいと思うのは仕方ありません。
男女問わずどの年代でも人間関係が原因で辞める人は多いです。できる限りストレスをためない工夫をするしかないでしょう。
人間関係で悩んだら、以下の記事も参考にしてくださいね。
時間外労働が多い

日常的に業務量が多く、労働時間が一向に削減されない会社も辞めたいと思う原因でしょう。
20代の頃は、ひたすらがむしゃらに働けば良かったですが、30代になれば家族の時間を重視したい年代です。

同僚が忙しいのに時短勤務を申請しにくいですよね。
年齢とともにワークライフバランスを重視した働き方を望む人も少なくないでしょう。
給料に納得がいかない

30代になって、そこそこ責任も大きくなってきたにもかかわらず、給料が上がらないというのも多い理由です。
20代の頃なら、同期や友人と比べても給料はそこまで大差はないかもしれません。
しかし、30代過ぎると管理職になる人も増えて、徐々に給料面での差が大きくなり始める頃です。

しかも、女性がなかなか優遇されない古い企業体質なら尚さらです。
このようなケースは、経営陣の考えが変わらない限り評価も変わることはありません。
会社を変えるなんて不可能なことに労力をかけるよりも、女性が評価される企業に転職を考えた方がよいでしょう。
結婚・出産・育児で辞める

30代になると結婚、出産などライフイベントが多くなります。
仕事と家庭の両立が難しくなり、仕事を辞めることを選ぶ女性も多いでしょう。
子育ての負担はどうしても女性の役割が大きく、仕事への熱意や精神力が高くなければ仕事を続けるのは簡単ではありません。

私も子育てを手伝うといってもあまり役に立ちませんでした…。
また働きたくとも待機児童になり、育休から復帰できない人も多いのが事実です。
仕事辞めるならどう生計を立てるのか、または今後のキャリアプランをどうするのかを夫婦で話し合って決めましょう。
30代で仕事辞めると後悔するケース
30代女性が仕事の悩みに疲れて果て、悩むより退職に踏み切ろうと考える人もいるかもしれません。
しかし、後先考えずに辞めてしまうことで後悔することもあるので注意が必要です。
ここでは仕事を辞めてしまうと後悔するケースを紹介します。
辞めたい理由
- 疲れたから衝動的に辞めてしまう
- 20代の気持ちで転職する
疲れたから衝動的に辞めてしまう

30代になって、これまで我慢していた職場の人間関係や会社に対しての不満が一挙に爆発し、感情に任せた辞め方はよくありません。
社歴が長くなれば昔のように守ってくれる上司も少なくなり、同期も結婚や転勤、転職で少なくなり会社で孤独を感じるものです。

そうなるとストレスを内にためやすくなり、はけ口がありませんよね。
対処法としては趣味に没頭する、知人に相談するなどストレスを発散する方法を日頃から知っておくことは大切でしょう。
辞めるにしても決して後ろ向きな理由でなく、目的を持って辞めるようにしましょう。
ストレス解消方法で悩んだら以下の記事も参考にしてくださいね。
20代の気持ちで転職する

30代で転職する際に勘違いしやすいのは、20代のころのように熱意や素直さだけでは採用されないことに注意しましょう。
特に新卒や20代で大手企業に内定を勝ち取った成功体験がある人は、転職先には困らないなんとかなると思う人も多いでしょう。
しかし、30歳に入れば即戦力は当たり前で、35歳越えればマネジメント経験を求められることが多くなってきます。

年齢が上がることで、企業側もどれだけ貢献してくれるのか?を重視する傾向にあります。
よって、30代の転職では何を求められるか、どのように貢献できるかを考えならが、転職活動を行いましょう。
30代女性でも未経験の仕事を決める方法とは?
希望の仕事に就くためにアプローチの仕方や考え方を変えるだけで、30代女性でも転職を成功に導く方法はあります。
ここでは転職を成功させる方法をご紹介します。
未経験の仕事に就きたいならリスクを覚悟する

どうしても未経験で新しい業界や職種を目指すなら、雇用条件もよく考えて提示した方がいいでしょう。
本当にやりたい未経験の仕事があるなら、条件を下げて志望することも重要です。

私も仕事柄、応募書類を拝見しますが、業界未経験で応募してきた割には、希望年収は現状維持って人も多いんですよね。
給料を下げてまで未経験の仕事に応募できないとなれば、残念ながらあなたの希望度はそんな程度です。
まずは採用する側の気持ちになり、どう感じるかを考えておきましょう。
まずは採用のハードルを下げて、いつか実績を作って給料を上げるくらいの意気込みがないと難しいかもしれませんね。
もし踏み切れないなら、もう一度考え直してみるべきでしょう。
合わせて読みたい
派遣社員から正社員を目指す方法だってある!
参考記事 紹介予定派遣で正社員を目指す方法
ポータブルスキルを洗い出す

会社や業界が変わっても生かせるスキル(=ポータブルスキル)を洗い出してみましょう。
以下のような汎用的なスキルをもっていれば、他業界にも視野を広げて転職が可能になるケースもあります。
・法人営業、個人営業のスキルがある
・人事・経理や財務の知識がある
・資格を持っている
・マネジメント経験がある

別業界の人事部から転職エージェントで営業職として活躍している人もいます。
他業界へチャレンジしたい人なら、30代女性でも汎用的なスキルや経験がマッチすれば活躍することも可能です。
もう一度スキルの棚卸しをして、自分のスキルと転職したい業界で生かせることを証明できるよう転職先を探してみましょう。
中小企業・ベンチャー企業に照準を合わせる

中小企業やベンチャー企業で自身のスキルを活かして転職ができるケースがあります。
厳格な採用基準がある大手企業に比べ、経営陣と合うなら学歴や年齢、性別などのしがらみがなく採用されることもあります。
また、さまざまな職種を兼務したり、裁量も大きいため新しい環境でチャレンジしたい人なら合っているかもしれません。
このように探し方を変えることで、掘り出しモノの求人があるかもしれません。
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人脈を生かして転職先を紹介してもらう

友人や親戚、取引先で人脈があるなら、転職先を紹介してもらうことも1つの方法です。
知人の紹介なら書類選考で落されることもなく、いきなりキーマンと会うことができ、その場で採用が決まるということも十分ありえます。

私の会社でもリファラル採用(知人の紹介)で入社する人もいます。
女性は人脈を使うことを嫌がる人もいるかもしれませんが、現状を変えたいなら思い切って紹介をお願いすることをおすすめします。
意外な人が助けてくれることもありますよ。

うまく合えば、短期間で決めることができますので、周囲にお願いできる人がいないか考えてみましょう。
子育てで仕事辞めるメリット・デメリット
子育てで仕事を辞める人は30代女性に多い理由です。仕事を辞めて子育てや家事に専念することで精神的にも体力的にも安定する方が多いでしょう。
一方で辞めると仕事に復帰が難しくなることや収入面での不安も拭えないですよね。
ここでは、辞めることのメリット・デメリットについて解説します。
辞めるメリット

仕事辞めるメリットは、何といっても仕事と育児の両立から解放されるということでしょう。
以下のようなメリットがあるでしょう。
・仕事のストレスから解放される
・子供と過ごせる時間が増える
・体力的な負荷が下がる

子供が病気になれば急遽休まないといけない、時短勤務で周囲に気を遣うなどのストレスから解放されるのは大きいですよね。
出産前は仕事を優先すると考えていても、子供を産んでから女性の気持ちは変わります。
子供と向き合うことを最優先するなら、自分に正直になってご主人に相談してみましょう。
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妊娠で辞めることについて解説!
参考記事妊娠で仕事辞めたい考えは甘え?辞めるデメリットや給付金も解説
辞めるデメリット

育児で仕事を辞めるとどういったデメリットがあるのかも気になるでしょう。
具体的には以下が考えられます。
・夫の収入に頼ることになる
・仕事を辞めるとキャリア更新が止まる
・育児を終えてからの再就職が難しくなる
上記のように夫の収入だけで生計を立てることになり、節約のために我慢することも多くなります。
また、子供が手を離れた時に再就職を考えても、ブランクが大きく希望する職種での採用が難しくなることを考えると不安も大きいでしょう。

久しぶりに社会に出ると、改めて自分が歳をとっていることに気づくかもしれませんね。
仕事辞めることのデメリット詳細は以下の記事でも詳しく解説しています。是非参考にしてください。
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関連記事 女性に強い!おすすめ転職エージェント紹介|転職できる賢い方法を解説
育児のために会社を辞めたらキャリアをどう積めばいい?

仕事の両立は想像以上に大変であり、やはり仕事を続けるのは簡単ではありませんよね。
いくら夫のサポートがあったとしても、ママの方が負担は大きいことに間違いありません。

限界だと考えるなら辞めても甘えではありません。夫婦でしっかり話し合うことが大切です。
やはり、仕事を辞めるのをためらう理由としてお金の不安と仕事復帰が難しくなることが大きくありませんか?
この不安を解決策として、自分がやりたい仕事の方向性を見極めることが大切です。
一例として以下のような子育てをしながら、在宅ビジネスを徐々に初めてみる方法もあります。
在宅でビジネスを始めてみる

これまでの仕事にこだわらず、チャレンジ精神が旺盛な人に向いているのが在宅でできる仕事です。
最初から大きく稼ぐことは難しいですが、焦らず続けていくことで少しずつ稼ぐことができるでしょう。
例えばcoconala(ココナラ) のようなプラットフォームで出店にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以下のようなスキルがあれば、ビジネスにすることができます。
・イラストが描ける
・文章を書くのが好き
・動画が作れる
・声に自信がある
・メイク・ファッションが好き

自分が得意とすることでなら続きやすく、モチベーションも保てますよね。
導入費用もかからず、PCがあれば手軽にビジネスにチャレンジができます。

上記のようにココナラでは、人気のカテゴリー がたくさんあります。自分ならどの分野でビジネスをできるか探してみることから始めましょう。

流行に敏感な女性ならではの美容やメイクのアドバイスが、ビジネスとして成立しているなんてびっくりですよね!
いきなり稼ぐことはできないかもしれませんが、少しずつでも自分で稼ぐ手段を作ることで今後必ず役に立ちます。
また、実績を積んでいくことで、フリーランスを目指すことも可能です。
まずは、焦らず出来ることから少しずつチャレンジしていきましょう。
時短勤務でも転職はできる

在宅ワークは考えられない、あるいは今の会社では時短勤務を続けるのが難しいという場合なら、時短勤務を応援してくれる会社に転職するという考えもあります。

せっかく積み上げたスキルを活かしたいと思うのは当然ですよね。
でも、働く上で不利になるのが、時短勤務でいきなり働けるか?というところが不安ですよね。
そんな人に向けて、育児をしながら働く女性を支援する人材紹介サービス リアルミーキャリアがあります。
リアルミーキャリアなど女性の転職について詳しく解説している「女性に強い!おすすめ転職エージェント紹介|転職できる賢い方法を解説」をご覧ください。
30代で辞めて仕事探すのは決意と準備で変わる
この記事では30代で仕事を辞めるなんて甘えではないか?という人に向けて、お伝えしてきました。
結論からすると30代で仕事辞めようと思っても甘えではありません。もう、若さゆえに簡単な気持ちで辞められる20代とは違うからこそ悩んでいるのでしょう。
退職へ踏み切る、踏み切らないは最終的にあなたの決断次第です。ただ、何も調べず努力もせずに「30代になると女性は転職するの厳しいだろうなぁ」と悩んでいるだけでは状況はかわりません。
30代で女性でも転職された人は知ってます。本当に会社を辞めて未経験に挑戦したい、あるいは別業界に行きたいなら行動あるべきです。以下を試してみましょう。
【まとめ】30代女性でも仕事を決める方法
- 未経験の仕事は採用ハードルを下げる
- ポータブルスキルを洗い出す
- 中小企業・ベンチャー企業に照準を合わせる
- 人脈を生かして転職先を紹介してもらう
また、子育てと仕事の両立が厳しく仕事を辞めたいと思うなら、今後のキャリアプランを考えてみましょう。
【まとめ】子育てと仕事の両立のキャリアプラン
- 在宅で仕事を始めてみる
- 時短勤務でもキャリアアップを目指したい
この記事で紹介した通り、30代女性でも転職する方法はあります。
あきらめず、キャリアアップする方法を探しながら、自分のスキルアップできる方法を考えてみましょう。
後悔しない人生を送るために前向きに考えていきましょう。