
職場にいるこんな仕事ができない上司に対してストレスを感じて辛い日々を送っていませんか?
- パワハラをする上司
- 上司の管理能力がない
- 仕事を部下に丸投げ
- 部下の成果を自分だけの手柄にする
会社を選べても上司は選べません。イライラするからといって仕返しなど反発してもあなたの立場も悪くなります。

このままでは上司に対してストレスが溜まるばかり…どうしたらいいんだろう。
管理人がおすすめする方法は、ムカつく上司に対するあなたの考え方を変えることです。
この記事ではムカつく上司に対してうまく立ち振る舞える方法について紹介します。

上司に反発するより、対応方法を身に着けた方が今後の役に立つよ。
この記事を書いた人

- 5回の転職経験あり
- ITベンチャー企業の採用担当者(5年目)
- 内部監査業務も経験
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この記事で分かること
【結論】仕事ができない上司には割切って考える

上司の判断ミスに振り回されたり、理不尽な叱責、パワハラなど多くの人が上司との付き合い方に悩んでいます。

ホント、毎日毎日尊敬できない上司に付き合うのはしんどいよ‥。
上司に対するストレス軽減するために、オススメしたいのはあなたの考えを転換して割切ることです。
なぜ強いストレスを感じるかというと、上司が「あなたの思い通り」にならないからです。
さらに言うと、あなたの「こうあるべきだ」という基準や常識を上司に対して、勝手に押し付けているからです。
組織で自分より役職が上の人を自分の思い通り態度を変えてもらうことは、ぼぼ不可能…。
それならどうすれば良いのかといえば、あなた自身を変えることが一番早いのです。

これは、上司の言いなりになるという意味でなく「演じてみる」ということなんです。
やはり、これまで生まれ育った環境で作られた「あなたの常識」は、残念ながら万人に通用しません。
それぞれの人の常識や考え方は違うから「仕方ない…」と考えてみましょう。
具体的な方法は本記事で、詳しく後述していますので参考にしてくだいね。
Advice
あなたの常識を押し付けるからストレスを感じる。それなら仕方ないとある程度割切ることでストレスは軽減できる。
仕事できない上司の特徴

仕事ができない上司といってもさまざまです。ここでは仕事できない上司の特徴をみていきましょう。
仕事できない上司の特徴
- 判断を下さない
- すぐ感情的になる
- 部下の意見を聞かない
- 悪いことは部下の責任にする
- 本当に仕事ができない
判断を下さない
仕事できない上司の特徴としてまず挙げられるのが、自ら明確な判断をしない上司です。
部下からすると答えがないため、どう判断をすればいいのか迷い、現場が混乱してしまうケースです。

上司は経営層からの評価を下げたくないため、明確な決断しないのが理由ですね。
また、どちらともとれるような曖昧な返事が口癖で、後から判断が覆えることがあります。
すぐ感情的になる
すぐに感情的になる上司も仕事ができないといえるでしょう。
感情的な上司は以下が多いですね。
・自分の影響力が大きいことを示したい
・気分屋で感情のコントロールができない
感情的な上司になると部下は報告が遅れたり、自分の意見が言えないため、業務に悪影響を及ぼすのです。
職場に和やかな雰囲気をもたらす上司なら、部下のモチベーションはまだ維持できますが、単なるストレス発散や自己顕示欲だけで怒鳴り散らすなら、十分パワハラですね。
部下の意見を聞かない
部下の意見を聞かない上司も仕事ができない典型的なタイプです。自分がこれまでやってきた仕事に絶対的な自信をもっているため、否定されることを嫌うのです。
自分より経験が少ない部下の指摘されると、部下を非難したり報復に出る上司もいるでしょう。こういう上司は、自分が成長を阻害される最悪なケースでしょう。
悪いことは部下の責任にする
すべての失敗を部下の責任にする上司も同様に仕事ができないといって良いでしょう。
自分の評価を上げることしか考えていないために、結果が悪ければ部下に責任転嫁します。逆に結果が良ければ自らの指導の功績するのもよくありますね。
さらに一番たちが悪いのが、普段は良い上司を演じながら、裏では部下の能力不足にする上司もいるでしょう。

私も責任転嫁や手柄を自分のものにする上司がいました。出世するためには必要な能力かもしれませんが、私にはそこまでできませんでしたね。
本当に仕事ができない
「なぜこの人が管理職に?」というくらい単純に仕事ができない上司もいるでしょう。年功序列や親会社から出向してきた上司などの状況を考えると、決して珍しくないでしょう。
ただし、このケースの場合は業務知識がないだけで人間的に問題ない人が多く、逆にサポートしたくなる人もいるでしょう。
仕事できない上司に対してストレス減らせる考え方
それでは仕事ができない上司に対してどうすればストレスを減らせるのでしょうか?
ここではストレスを軽くできる考え方を紹介します。
ストレスを軽減する考え方
- 上司をの性格を変えることはできない
- 上司の長所を探してみる
- 期間限定思考で考える
上司をの性格を変えることはできない

仕事ができない上司の理不尽な行動が許せなくなり、日々ストレスをためる原因になります。
これは、真面目、正義感が強い人ほど強く感じる傾向にあるでしょう。
しかし、よく考えると上司にとってあなたの常識は常識ではありません。

これが部下からの進言となれば、尚更言うことを聞くはずもありませんよね。
こんな平行線の状況で、メンタル的な負担が大きくなり、尊敬もできない上司のために体調を崩しては割に合いません。
それなら「まぁ、上司は適度に合わせておけば良い」と割り切ってしまえば、結構イライラも少なくなります。
上司の長所を探してみる

嫌な上司の悪い所があるから嫌いになるのは当然ですが、実は上司の良い面に着目することで嫌いを「どちらかと言えば嫌い」まで改善できることがあります。
以下のように、性格には良い面「長所」と悪い面「短所」で考えると2面性が見えてきます。
- 管理能力がない⇒自分の管理能力が上がる
- 仕事を丸投げしてくる⇒任せてくれる
- 細かい上司の指摘⇒注意力がつく
仕事ができない上司のおかげで自分のスキルや能力が上がっていると考えてみるべきです。
また、同期にも上司について聞いてみるとよいでしょう。

他の上司の振る舞いや状況を聞くと、自分の上司がまだ良くみえることがありますよ。
期間限定思考で考える

仕事ができない上司は、あなたと一生同じ環境で働くわけではありません。
部署異動や退職などで直属の上司ではなくなるかもしれません。
半年、1年ごとの期間設定を設けて、「そこまではガマンするぞ」と目標を持って働いてみてください。

「もし限界が来れば辞めればいい」と考えれば、きっと気が楽になりますよ。
逃げ道を作ってあげるとメンタル的に追い込まれることはありません。
このように自分で調整しなが自分自身を労わってくださいね。
仕事できない上司と関係改善できる対処方法
仕事できない上司と関係を改善したいと考える方には、少しずつ改善できるコツはいくつかあります。
時間はかかりますが、自分の上司への振る舞いを変えることで相手も徐々に振る舞いが改善されることでしょう。
対処法としては以下を心がけてみましょう。
上司の上手な対処法
- 適度に上司を褒める
- 上司をフォローする
- 頼る・相談してみる
こちらの対処法については以下で解説しています。参考にしてくださいね。
適度に褒める

偉そうな上司、パワハラ上司は基本的に優越感に浸りたい傾向にあります。
そんな心理を上手に利用しながら上手に褒めてみましょう。

ご機嫌とりなんてできない!と思うかもしれませんが、意外に効果的です。
- 外見や体格を褒める
- 発言や考えを褒める
- 過去の実績を褒める
- 趣味を褒める など
普段接していると上記のように褒めるネタはいくらでもあります。
あからさまに褒めると嫌味に聞こえるので、適度に褒める意識していきましょう。
上司をフォローする

2つ目は会議で上司の発言に賛同したり、できないことを積極的にフォローすることです。

見方になる部下をかわいいと思わない上司はいません。
上司の苦手や面倒なことを積極的にフォローすることで関係性が良くなります。
例えば以下のような状況でフォローはしやすいです。
- PCの設定、ソフトの使い方
- 資料作成の手伝い
- 若者の流行を教える など
頼る・相談してみる

上司に仕事やプライベートのことで相談する、お願いしてみることも効果的です。

「逆に上司には失礼では?」と思うかもしれませんが、意外に嬉しくなるんです。
人は誰かから頼られたり、お願いされると嫌な相手でも好感を持つようになります。
これを「ベンジャミン・フランクリン効果」といいます。
本来関係が良くない相手を助けることはしないですが、嫌いな人を助ける理由を脳が求めます。
脳が「好きな人だから助ける」とに変換してしまい関係性が改善されるのです。
もちろん、不躾なお願いなどは聞き入れてもらえないので、ちょっとした相談や物を貸してもらうなど、少しずつ関係を改善できるように意識しましょう。
上司にどうしても寄り添えない場合

関係改善の方法をお伝えしましたが、どうしても上司に歩み寄ることができないケースもあるでしょう。
その場合の対処方法についてもみていきましょう。
上司が異動や退職するのを待つ
上司にどうしても歩み寄れない場合は、上司の異動や退職をひたすら待つ方法もあります。ただし、時期が不確定であるので、かなりの忍耐力が必要になります。
今の会社が好きで辞めたくない人は、じっと耐えるということも可能ですが、貴重な時間を無駄にしないようにしたいですね。
異動願いを申し出る
どうしても現状に不満を持ち耐えられないなら、異動を申し出るということも考えられます。

自分から異動を申し出ることで、そりが合わない上司と離れるには一番早い方法かもしれませんね。
ただし、不満があるからといって現状のネガティブな理由で申請することは避け、必ずポジティブな理由で申請しましょう。
あきらめて転職を検討する
今すぐに上司から離れたいという場合は、転職がもっとも早いかもしれません。
ただし、ダメ上司とそりが合わない理由で転職すると必ず転職も失敗します。人の好き嫌いはどの職場でも起こりえるからです。
転職する前に振り返って自分が本当に仕事に求めるものは何かをよく考えてから決断するようにしましょう。

また一度、転職エージェントを活用し、自分の市場価値を探ってからでも遅くないでしょう。
合わせて読みたい
初めての転職の転職エージェントがオススメ
参考記事 【20代】初めての転職活動でおすすめ転職エージェントは?|使い方も解説
無能な上司を追い込むのは正しいのか?

パワハラや理不尽な上司の行動から、無能な上司を追い込みたいと考える人もいるでしょう。
上司の評価を下げる方法は、人事部に伝える、社内のホットラインに相談するなどいくつかの方法が出てきます。
色んな方法もありますが、私は荒立てるくらいなら、問題な仕事できない上司を野放しにした会社を退職した方が良いと考えます。

あなたが明るみにしたところで、企業側の体質が変わることは滅多にないからです。
また、私個人的には上司と揉めることでデメリットのほうが大きいと感じています。
- 社内であなたの立場が悪くなる場合もある
- 社内で扱いづらい社員というレッテルが貼られる
- 上司を訴えた、揉めたなどの情報が社外に出回り転職に不利になる
同業界で転職を目指す人は、考える以上に世間は狭いと思っていたほうが良いでしょう。
また、明るみにしてもスッキリするのはその時だけです。
仕事できない上司への対応はあなたの考えを変えること
ここでは仕事ができない上司の対処方法について紹介しました。
仕事ができない上司だと毎日接する部下としては、非常にストレスになります。
本記事ではストレスを軽減できる考え方は以下を紹介しました。
ストレスを軽減する考え方
- 上司をの性格を変えることはできない
- 上司の長所を探してみる
- 期間限定思考で考える
ちょっと考え方を変えることで、少し気が楽になるはずです。

仕事ができない上司を変えてほしい!とイライラしてもストレスを溜めるのは馬鹿らしいですよね。
さらに接し方としては具体的に以下も紹介しましたね。
上司の上手な対処法
- 適度に上司を褒める
- 上司をフォローする
- 頼る・相談してみる
仕事ができない上司に歩み寄ることは難しいですが、もし冷静に対応できるならチャレンジしてみてください。
ただし、ここで紹介した対処法でも追い詰められている状況なら余裕もありません。
上司のパワハラや嫌がらせでメンタル的にも耐えられないなら、体調に影響が出る前に転職を考えましょう。