こんな悩みありませんか?
職場に仕事ができる人がいると「自分はなぜできないのだろう…」と落ち込んだことはありませんか?
仕事ができるようになるには、まず一番近くにいる仕事ができる上司や同僚を観察して「仕事ができる人はこれが得意というのを発見し、その行動を真似るとよいでしょう。

仕事ができる人を真似ることは決して恥ずかしいことではありません。積極的に自分のモノにしていきましょう。
本記事は、自分はなぜ仕事ができないのかと悩む人に向けて、仕事ができる人の特徴や習慣、考え方を紹介します。
この記事を読むことで仕事ができる人になるため、明確な目標をもって仕事に臨むことができるようになりますよ。
この記事で分かること
仕事できる人6つの特徴
仕事ができる人の特徴について、以下の6つを取り上げて詳しく解説していきます。
仕事ができる人の6つの特徴
- コミュニケーション能力が高い
- 冷静な対応ができる
- 調整能力がある
- 段取り組むのが早い
- 決断力がある人
- 周囲に気遣いができる
コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人は仕事ができる人の特徴といえるでしょう。ビジネスにおいては、関係者と意思疎通ができないと仕事がうまく回らないからです。
一人で完結する仕事ならコミュニケーション能力がなくとも進めることはできますが、ほとんどの仕事が他者との関係で成り立っているといえるからですね。
例えば以下のような人が高いコミュニケーション能力をもっているといえるでしょう。
・プレゼン能力が高い
・PREP法でわかりやすく伝える
・誰とでも的確に意思疎通ができる
・場を和ませることができる
・表情が豊かで話しかけやすい

ちなみに上記の「PREP法」とは、結論を先に伝えてからその理由を後づけで説明する手法です。結論を急ぐビジネスでは好まれますよ。ぜひ習得しましょう!
PREP方とは
PREP法は主にビジネスシーンで用いられる文章構成方法であり、簡潔かつ説得力のある文章を作成する際に用いられる。PREP法における「PREP」とは以下の
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
の頭文字を取っている。最初に結論を伝え、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示するストーリーを展開する。
引用元:ウィキペディア
冷静な対応ができる

冷静な対応できる人も仕事ができるといえるでしょう。
ビジネスにおいて円滑に進まないことは多々あり、そのたびに感情的になると適切な判断ができません。

冷静に対処するのはなかなか難しいんですよね。僕も感情的なタイプなので鍛錬が必要ですね。
仕事のできる人は冷静沈着なタイプが多く、常に物事を客観的に捉えて一時的な感情や恣意的な思考に流されません。
もし、あなたが感情的になりやすい人なら、緊張や不安を感じた時に呼吸を整えることを意識したり、すこし時間を置いて自分を俯瞰的に感じれることを心がけましょう。
参考:こころもメンテしよう若者のためのメンタルヘルスブック|厚生労働省
調整能力がある

調整能力があるということも注目すべき点でしょう。
仕事にはさまざまな人が関わるため、障害となりそうな人に事前の承諾や対応ができることはとても重要です。
もちろん調整能力はすぐに身につくものではなく、経験によって次第に培われるので焦る必要はありません。
仕事での調整能力が高い人の行動は以下のようなものです。
・稟議を提出前に事前に根回している
・提案にブレがないか事前に確認している
・チーム作りも人間関係に配慮している
ポイントは上司などキーマンにあたる人に事前に話を持ち掛けて、話を通しておくことです。

いきなり客先や重要な会議で良い提案をしたと思っても、上司には「寝耳に水」の状態なら、心証を損ね反対されることにもなりかねません。
面倒ですが、自分の意見を通すために事前にキーマンに話を通すことを心がければ、次第に調整能力が培われるでしょう。
段取り組むのが早い

仕事の段取りを組める人も仕事ができるといえるでしょう。
実は仕事の段取りが早い人は「先読み」ができる人といっても過言ではありません。
いくつも仕事を経験していくと業務の流れが大体把握でき、タイムラグが発生しないように仕事を効率化できるようになるのです。
例えば、以下のようなケースでしょう。
・商談では判断情報を持っているため即答できる(機会損失がない)
・顧客の返答待ちの間に別件を進めている(タイムラグが少ない)
・顧客や上司が要求する関連データを事前に準備している(意思決定を促す)
もともと機転が利く性格であったり、長年の経験から対処ができるケースがやはり多いでしょう。
決断力がある人

決断力がある人も仕事ができる重要な要素でしょう。
商談においては素早く明確に決断ができると機会損失が少なく、より成果に結びつきやすいといえるからです。

勘違いしやすいのは、「決断が早い」と、「決断力が高い」と同じではありませんので気をつけましょう。
先輩や上司の行動を観察しながら、自身の経験として吸収することが近道でしょう。また、事前に情報収集も欠かせませんね。
周囲に気遣いができる

気遣いができる人も仕事ができることの必須条件です。
会社という組織は、自分一人で仕事が完結することはほとんどなく、周囲への配慮は必然となってきますよね。
例えば、以下のような周囲に気遣いができる人は自然と人望も集まり、逆に周囲が助けてくれるでしょう。
・上司を自ら望んでサポートする
・職場で忙しそうな同僚の仕事が手伝える
・部下の負担軽減のため仕事量を調節する
組織の中には自分の評価を上げるため、他人を蹴落とす人もいるでしょう。
しかし、そんな人には誰もついて来てくれません。周囲に気を配ることができ、手を差し伸べることができる人が同僚に愛されるのでしょう。
仕事ができる人の習慣
仕事ができる人は普段どんな生活習慣か知りたくないでしょうか?ここでは以下の習慣が考えられます。
仕事ができる人の習慣
- 時間厳守で動く
- 忙しいを理由にしない
- 愚痴や悪口を言わない
- 身だしなみができている
- 体調管理ができている
おそらく周囲の仕事ができる人にも当てはまる習慣があるのではないでしょうか。順に紹介していきます。
時間厳守で動く

仕事ができる人は普段から約束した時間を守ります。やはり時間にルーズな人に比べて時間厳守で行動できる人は、周囲から信頼が厚くなるからです。
例えば、以下のような人が多いのではないでしょうか。
・絶対に遅刻しない
・優先順位を決めて仕事をまわせる
・時間に余裕を持った行動をする
また、ビジネスにおいて「納期を守る」ことは何より大切であり、一方で納期(時間)を守れない人はいくら仕事の質がよくても信用が積み上がりません。
忙しいを理由にしない

仕事ができる人は忙しいを理由に断ることをしません。
実は仕事ができる人には上司を含め周囲から慕われていることも要素の1つだからです。

いつも仕事が忙しいからと周囲を寄せ付けない返答だと上司や同僚からも敬遠され色々なチャンスを失っています。
上司や同僚からの仕事を断らないことで信頼関係が築けて、結果的に良い仕事が回ってくる可能性もあります。
(また将来的に要職に抜擢されることにつながるかもしれませんよ!)
仕事ができる人は人間関係が良好な人が多く、結果的に出世がしやすいといえるのでしょう。
愚痴や悪口を言わない

仕事ができる人は普段から上司や同僚の悪口を言わず、愚痴も言わないようにしています。
職場の不平不満を陰で言いふらすことは、最終的に自分の評価を下げることを知っているからです。

私も愚痴っぽいので気を付けなければとおもいますが、なかなか簡単にできることではないですよね。
そもそも人間は、他人を悪くいうことで優越感を感じていますが、人の悪口を言わない人は他人と比較せず今の自分を素直に認めること(=自己肯定感が高い人)といえるかもしれませんね。
身だしなみができている

仕事ができる人はいつも身だしなみも気をつけている傾向があります。
初対面では第一印象で相手を判断してしまうことが多いため、見た目の印象は思ったより重要なのです。

外見以外にも肩書や出身でその人のイメージが出来上がってしまうのも同様ですね。
これは必要以上にお洒落になるということではなく、清潔感がありビジネスシーンで違和感がない格好をしているという意味です。
例えば、以下のようなイメージです。
・磨かれた靴を履いている
・アイロンがかかったシャツやスーツを着用している
・アクセサリーはしていない
・清潔感がある髪型
身だしなみが整っている人とだらしない人で「どちらがちゃんと仕事をしてくれそうか?」と言えば、ほとんどの人が前者でしょう。
仕事上で外見や服装について無頓着だった人は、結構損をしているかもしれませんね。最低限のメンテナンスや配慮をしておきましょう。
体調管理ができている

日頃から体調管理に気を遣っていることも挙げられます。
体調を崩して仕事を休むと信用が下がることもあるため、体調管理に気をつかっていることも理由です。
例えば、仕事ができる人は以下に気をつけているでしょう。
・バランスの良い食事をしている
・適度な運動を心がけている
・睡眠をしっかりとっている
・仕事は休まないという意思が強い

仕事ができる人って深夜まで飲んでも翌日朝はいつも通り出社していませんか?意思をしっかりと持っているところも他とは違うところですよね。
仕事ができる人の4つの考え方
ここでは仕事ができる人の考え方を紹介していきます。仕事ができるようになりたい方は参考にしてみましょう。
仕事ができる人の4つの考え方
- 自責思考
- 時間を無駄にしない
- 扱いやすい人になる
- 信頼を失うことはしない
自責思考で考える

仕事ができる人は、失敗した出来事を人のせいにせずに自分に原因があると考える人です。
なぜなら、失敗した理由を誰かのせいにする人は、自らを省みることができず、成長ができないからです。
自分の行動を省みて、どこが悪かったか、次はどうすればいいのかPDCAサイクルを回していける人が成長できるのです。
ただし、あまり自分を責めすぎると自己肯定感が低くなり、自分を許せなくなり逆効果です。根底では自分自身の存在を認めて、前向きに考えることが何よりも大切です。
時間を無駄にしない

時間を無駄にしない考え方も大切です。仕事ができる人は時間を有効に使ってスムーズな仕事の流れを作ることができるからです。
「時は金なり」ということわざがあるように、ビジネスにおいては時間を有効に使える人が成果を出せる要素といっても過言ではないでしょう。
扱いやすい人になる

上司や同僚から扱いやすいと思われることも大切です。
周囲にも接しやすいと思われる人ほど、人間関係で信頼を築きやすく人望が厚くなるのです。
例えば職場で「いじられキャラ」的な存在の人は、上司からも気に入られたり、周囲からも親しみを感じられている存在で、よく考えると何かしら得をしていることも多いのです。

周囲から親しまれる存在は、ある種の才能ともいえますが、意識をかえることで誰でも近い存在になれます。
できるだけ心を開き誰でも話しかけられる存在になる意識を持つことで変われるでしょう。
上司との人間関係で悩みがあるなら以下の記事も参考にしてみてくださいね。
関連記事仕事ができない上司を上手に扱う方法|出世に利用できる対処法も解説
信頼を失うことはしない

信頼を損なう行動はしないことです。
いくら仕事ができて評価が高くても、無断欠勤や人間関係に問題があるなど信用を落とす行為があれば一瞬で帳消しになります。

信頼を築くには時間がかかりますが、信頼を失うのは一瞬ですね・・。
特に以下のようなことには気をつけましょう。
・ケチなことをしない
・誹謗中傷しない
・迷惑行為をしない
一般的なマナーがあれば問題ないことですが、職場に慣れてくると気が緩んで悪い面が出てしまったということにならないように気をつけましょう。
仕事ができる人の行動を真似ることから始める
この記事では、仕事ができないと悩む人に向けて、仕事ができる人の特徴や考え方を紹介してきました。仕事ができる人に共通していることは、以下の通りです。
仕事ができる人のまとめ
・時間を守り、使い方が上手い
・親しみやすく周囲に気を配れる
・信頼を損なう行動はしない
・愚痴や悪口はいわない
・自己管理ができる
最初から仕事ができるようになるには知識や経験がある程度積み上がらないと難しいところもありますが、意識をもつことで次第に変わっていくことがきるでしょう。
まずは、近くにいる上司や先輩の良い所をひたすら盗むことから始めてみましょう。
また仕事ができているのに、自分の評価が上がらないと悩んでいる人は、優秀なのに評価されない人の特徴とは?|自己評価が高すぎるのが原因も参考にしてください。