どんな仕事に就きたいかの振り返りができたら、いよいよ一歩踏み出すタイミングです。
このステップでは内定獲得までのスケジュールと求人の探し方を紹介します。

転職先が決まるまでどのくらいの期間を想定したらいいでしょうか?
一般的に多いのは3ヶ月~半年くらい。でも、年齢やタイミングもあるので人によりますね。


希望する求人と出会えれば、もっと早く決まるかもしれませんよね!
そうだね!いかに良い求人と巡り会えるかも短期間で転職先を決める重要なポイントなんだよ。ここでは探し方も紹介しますね。

転職スケジュールから良い求人の探し方について解説していきます。
この記事で分かること
転職スケジュール

転職スケジュールは、以下のデータの通り約3ヶ月~6ヶ月が多いようです。もちろん、人によって転職活動期間は異なります。


ただし、スケジュールを気にしすぎるあまり、焦って会社を決めてしまい後悔することもあるので気をつけてくださいね。
自分が納得できる仕事(会社)を探すために、step1.転職準備で紹介した自己分析をしっかりと行ってください。
これをやると転職活動での判断軸がブレにくくなります。
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退職してから転職活動ってどうなの?
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転職活動の時期から活動を始めるのもアリ

転職活動に踏み切る時期を考慮してスケジュールを考えるのもいいでしょう。
例えばボーナス時期を過ぎたあたりで転職活動を始める、一方で、転職する人が少ない時期にあえて始めてみるといい求人に出会えるなどのメリットもあるかもしれません。

うちの会社も大手の求人と張り合うのを避けるために、早い時期から求人を出したこともありますよ。
時期から転職タイミングを探る
- 大手企業の求人は4月、10月頃が増える
- ボーナス支給後(7月、12月あたり)
- 競合を避けるために1~2月頃から増えてくる(狙い目)
- 退職時期は一応、今いる会社の繁忙期も意識する
求人が増える時期は、応募者も多くなるので良い求人も多いですが競争率も高くなるという考え方もできますね。
応募書類作成で時間が取れる時期にする
応募書類作成の時間がとれる時期
- 5月のGW
- 8月の夏季休暇
- 年末年始の休暇
仕事が忙しために応募書類が作れない状況だと、転職活動が長引いてしまいます。
それなら、まとめて休みがとれる時期に応募書類を仕上げ、休み明けから転職活動を進めるのも一つの方法です。

時間が取れる休暇時期に応募書類を作り込む時間があるなら、書類選考通過も増えるかもしれませんね。
求人の探し方

転職活動には大きく5つの方法があります。進め方としては複数の方法を併用するのがよいでしょう。

複数利用しながら、自分に合う信頼できる手段に絞るとよいでしょう。
ここではポイントを交えて説明していきます。
カウンセラーに相談してみる
対面式の転職先紹介 | メリット | デメリット |
---|---|---|
公的機関の転職支援 ハローワーク、わかものハローワーク、ジョブカフェ など | ・身近にある ・地方に強い | ・民間に比べるとサービスや情報が劣る ・求人数や質ともに民間に比べると少ない ・相談時間が限られる |
民間の転職紹介 リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント など | ・求人が多い ・大手企業も多数 ・情報が多い ・都市部に強い | ・紹介先がない場合もある ・転職サポート期間が決まっている会社もある |
上記は対面で相談員、カウンセラーに相談しながら転職活動する方法です。
求人サイトでの応募だけではなく、プロの専門のカウンセラーや民間の「転職エージェント」を活用するのも一つの方法です。

すぐに会社を辞めたので自信がない人でも相手にしてくれるんですか?
そうだね、第二新卒向け専門の職業紹介機関があるので自分に自信がない人は特に相談してみるといいよ。

また、誰かに相談するということは、自分ではわからなかった長所や短所の再発見や、応募書類や面接のマナーも学べるため短期的に結果が出やすいでしょう。
興味がある方は以下の記事も読んでみてください。
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転職サイトを利用してみる
表③の「転職サイト」は、リクナビNEXTやdodaなど掲載の求人を見て応募するタイプです。

新卒採用で転職サイトを利用した人は多いと思うので、最もメジャーな方法かもしれませんね。
利用登録しておくことで企業側からスカウトが来るサイトもあり、思いがけない企業からスカウトが来る可能性もあります。
ただし、書類選考があるので経歴に自信がない人にとっては、不利な面もあります。
知人の紹介してもらう
表④の知人や親族の紹介で転職先を探す方法もあります。若手社会人ならそこまで人脈が少ない人も多いですが、学生時代の友人など自分が目指す業界や職種に近い人に聞いてみるのも一つの方法です。

最近は紹介で入社すると報奨金が出る会社をよく見かけます。うちの会社も導入してますよ。
求人が出てなくても意外に知り合いを通じてなら、募集していることもあります。
選択肢を広げるという意味でも来てみてもいいでしょう。
都会と地方では優先順位が異なる
上記で紹介した転職サービスの利用は、住んでいる場所が都会か地方で利用するサービスも異なります。
人口が多い都会では、大手の転職エージェントや求人サイトでも求人が豊富にあり探しやすい一方で、地方の求人はなかなか出会う機会が少ないといえるでしょう。
逆に地方で仕事を探す場合は、公的機関のハローワークやジョブカフェなど地方密着した職業紹介サービスを利用する方が早く転職先が決まる可能性が高いでしょう。
また、地方では企業のホームページからしか応募を受け付けていない企業もたくさんあるので、直接応募することも考えてもいいでしょう。
step2.まとめ
step2では、転職スケジュールと転職手法について紹介してきました。転職活動を短期間で成功させるには、いかに良い求人と出会えるかがポイントです。
最初は自分に合った考えられる手法を試してみて、自分にあった方法に絞ってみるとよいでしょう。
また、転職スケジュールは3ヶ月~6ヶ月とお伝えしましたが、あまり気にしすぎると焦ってしまうので良くありません。
しっかりと腰を据えて、自分が長く働ける仕事を腰を据えて探すことを心がけてくださいね。

転職がすぐ決まっても、またすぐに辞めてしまっても元も子もないありませんよ。