step3では、いよいよ応募書類の書き方や面接の重要なポイントについて紹介します。
良い求人があっても書類選考を通過しなければ、内定へ獲得も遠のきます。特に社会人経験が浅い人は書類の書き方や面接のマナーがなっていない人が多くみられます。
ここでは採用担当の経験から注意してほしいポイントをお伝えします。
この記事で分かること
転職では2つの応募書類が必須!
書類選考で必要になるのは以下の2つの書類です。

応募書類は、履歴書と職務経歴書の2つの書類が基本です。
履歴書はフォーマット選びから始まり、職務経歴書は書式が自由なため他の応募者と差をつけるチャンスです。

思いつきで書かず、しっかりと練り込んでから書きましょう。
また、デザイナーなど専門職になると、これまでの作品の提出を求められることがありますので応募要項を確認しましょう。
ここでは履歴書と職務経歴書の書き方について紹介していきます。
①履歴書の書き方

履歴書の書き方には新卒の就活やアルバイト応募で比較的書くのは慣れているという方も多いでしょう。
慣れているだけについ見落としがちです。ここでは気をつけて欲しいポイントを紹介ます。
履歴書の書式選びは重要
履歴書は、市販されいるものやインターネットでダウンロードできるフォーマットはたくさんあります。
転職活動では、以下の2つのタイプを知っていれば問題ないでしょう。

応募する企業が指定するのは希なケースで、基本的にはどのフォーマットを選んでも自由です。
ただし、履歴書選びは以下に気をつけて選びましょう。
履歴書選びのポイント
- 規格:履歴書選びは経験が少ない人は②旧JIS規格、実績が書ける人は①厚生労働省様式が良いでしょう。
- サイズ:サイズはA4サイズにしましょう。日本のビジネスシーンでは書類はA4サイズの方が管理しやすく好まれます。
- 手書きor印字:手書きの方が熱意が伝わると言いますが、会社によって考え方は異なります。
歴史がある古い会社は、手書きの方が好まれ、IT企業やベンチャー系の若い会社はパソコンでの作成の方が好ましい傾向があります。

履歴書で空白が多く見えると見栄えが悪いので、各項目を埋められるフォーマットを選ぶとよいでしょう。
貼り付ける写真選び
履歴書に張り付ける写真は、社会人経験があるなら履歴書用に撮影した写真を張り付けましょう。
- スナップ写真はNG
- 服装はスーツが基本
- 目の下のクマやメイク濃いなど気をつける
- 昔の写真は避ける(3ヶ月以内)

うちの会社でもアルバイト応募は、写真添付がない、スナップ写真など結構多いですね。さすがに正社員応募でこのような不備があれば落ちるでしょうね…。
記載すべき経歴は正確に書く
履歴書に記載する経歴はどこをかけば良いか迷うでしょう。基本的には、正社員として勤務したならすべて記載しましょう。
- 学生時代の浪人などは書く必要なし
- 正社員は記載する
- アルバイトは書く必要なし。ただし、長期で実績になるなら記載する
- 〇〇〇株式会社は(株)に略さない
- 配属部署とどんな業務を担当したかも簡潔に書く
また、会社を辞めた場合の理由も必ず書きましょう。以下のいずれかになるでしょう。詳しい退職理由については職務経歴書、または面接で聞かれるので用意しておきましょう。
退職理由の書き方
- 自己都合で辞めた場合
⇒ 一身上の都合により退職 - 倒産やリストラで辞めた場合
⇒ 会社都合により退職 - 派遣・契約期間満了で終了した場合
⇒ 契約期間満了のため退職
資格の記載は取捨選択をする

複数の資格などを書くスペースはありますが、持っている資格をなんでも書けば良いというわけではありません。
- 資格は応募する会社に仕事内容に関係する資格に絞る
- 英検は2級、TOEICは600点以上から書く。3級の資格は書かない方がよい
- スポーツ関連の資格は好印象
- 資格取得のために勉強中なら書いてもOK
スポーツなど趣味の範囲になるなら、特技や趣味欄に書くとよいでしょう。
「本人希望記入欄」の使い方に気をつける

履歴書の本人希望欄の書き方は、基本は「貴社規定に従います」と書くのが無難です。
「本人希望記入欄」に希望年収○○万円以上、希望勤務地、転勤不可などごく稀に記載されている人がいますが、これを見た採用担当者がみたら以下のように思うこともあります。
- 条件にあわないから面接で会うまでもないか…
- ちょっと希望が多い人だから、やめておこう
このように書類審査で落ちてしまう可能性が高くなります。

つい安直な考えで要望を書いてしまいがちですが、文章は見る人によっては「ひとり歩き」してしまう可能性があるので注意が必要です。
希望記入欄には、以下の場合は記入しても問題ありません。
- 複数の職種を募集している場合
- 親の介護など仕事に影響する可能性がある場合
書類選考では補足を伝えられないため、どうしても希望があるなら口頭で補足できるので面接で伝えるようにしましょう。
②職務経歴書の書き方
職務経歴書は自分のこれまでの経験やスキルを伝える書類です。履歴書は簡潔に時系列を表してきましたが、職務経歴書書ではさらに掘り下げて自分がどんな会社で働き、部署や職務など具体的に記載していきます。
職務経歴書の書式は、基本的に書き方は自由です。そのため、他の応募者との差をつける書類として、いかに簡潔でわかりやすくそして興味を引く書き方が重要です。
自分をアピールしたいばかりにグダグダと長い文章を書くと読み手から、何が言いたいかわからないと評価を下げてしまいます。

初めての転職なので職務経歴書の書き方に慣れてないので、ちょっと不安ですね・・。
私も仕事柄、職務経歴書を拝読しますが、上手にまとめてあるのは職務経歴書は目を引きますね。

書き方のポイント
- 逆編年体式が見やすい
- 経歴が長い場合は「職務要約」を入れる
- 自己PR欄で具体的な数字を用いてアピールする
逆編年体式が見やすい

職務経歴書には上記の通り、編年体式、逆編年体式、キャリア式の3つの書き方があります
私の経験上、採用担当者が見やすいのは逆編年体式です。
逆編年体式は、最新の会社の職務内容から過去へと時系列を遡って記載する方法のため、最新のスキルや実績で応募してきたことがわかりやすいからです。

キャリア式の書き方は、今のところ見たことがありませんね。
経歴が長い場合は「職務要約」を入れる
職務経歴書は長くなりがちのため、必ず「職務要約」を最初に入れましょう。

要は、経歴のまとめを最初に持ってくるという感じです。また注目してほしい経験やスキルについても記載しておきましょう。
職務要約の例文
「大学卒業後、新卒でコピー機を扱う販売会社に入社し、国内営業部1課にて3年間、中小企業を向けに飛び込みやテレアポなど新規顧客開拓を行ってまいりました。お客様の業種、企業規模に合わせたコスト削減案を表題に商材の提案には自信があります。現在は主任となり、部下のマネジメントも行っています。」
(100~200文字程度の長さが目安)
下線部で引いたように、どんな業界で誰向けにどんな手法で業務を行っていたかを記載しましょう。
また、応募する企業の事業内容に合わせて、アレンジすることも大切です。
どのポイントに興味を持つかは応募要項や募集背景などをしっかり確認しましょう。
自己PR欄で具体的な数字を用いてアピールする
職務経歴書の結びに自己PRでアピールしましょう。先に挙げた経歴をまとめる内容で具体的な客観的な数字で語りましょう。
例えば以下の通りです。
ダメな書き方
提案営業でお客様にヒアリングを行い、多くの顧客から目標を達成しました。
営業成績が全社で上位2位になり、〇〇〇万円の実績で表彰され、入社2年目でここまでの成績を作る私に周囲からも賞賛されていました。

ダメな自己PRは、情報が抽象すぎてイメージが伝わらない、または自慢とも受け取られる書き方は、印象は良くありません。
伝わりやすく好感を持たれるPR文
新規開拓からゼロから信頼関係を築き、お客様の悩みを解決できる提案を行った結果、新規開拓数や年間目標〇〇を越え120%の売上を達成できました。これらの経験から顧客の悩みを解決できるヒアリング能力には自信を持っており貴社でも発揮できると考えています。

適度に数字を入れて相手も客観的にわかる数値を入れると伝わりやすく、頑張ってきた背景がわかるようなストーリーが感じられるのはgoodですね。
Step3 履歴書・職務経歴書の書き方 まとめ
このステップでは履歴書、職務経歴書の書き方についてお伝えしてきました。書類選考通過するには、誤字脱字がないことはもちろん、文章から好感や熱意が感じられることが重要です。
また、応募書類を使い回したくなる気持ちもありますが、正社員となれば採用側に手抜きであることが見抜かれてしまいます。
求人との出会いは一期一会と考え、最低限の企業研究をしてから応募書類を作成しましょう。転職エージェントからの提案された求人についても同様で、手を抜かず必ず企業情報を確認しましょう。