こんな悩みありませんか?
会社で仕事がなくて毎日が辛い「社内ニート」の状況に悩んでいませんか?暇になると人間は不安な状況に陥ります。
とにかく気が滅入るときは気持ちを入れ替えて、「勉強に充てられる時間が増える!」など前向きに考えてみることをおすすめします。

だって給料を貰いながら、自分の時間にできることなんてある意味ラッキーですよ。
たとえ閑職に追いやられて辛くても現時点では前向きに考えてみましょう。時間が経つにつれて自分を客観的に見ることができるはずです。
この記事では、社内ニートに陥るケースや暇な状況が辛い時の対処法を紹介します。
本記事を読むことで今の状況に落ち込むのではなく、次に生かせる考えを持ちきっと明日から前向きな気持ちになれるでしょう。
この記事で分かること
社内ニートの意味とは?

社内ニートとは、出社しても仕事がなく暇であることを指します。会社勤めはしているものの仕事がなく暇であることを揶揄した表現です。
学校や仕事につかず何もせずに家にいて家事などの役割も果たしていない15〜34歳までがニートの定義となっていますが、社内ニートは自虐的な言葉で、自分に仕事がなく暇な状態を呼ぶことが多いようです。
社内ニートになるケースとは?
社内ニートの状況に陥るのは、まず会社組織上の問題と個人の問題です。ここでは原因をみていきましょう。
上司から指示が下りてこない

上司から明確な指示が下りてこないケースです。
入社後の研修が確立されておらず、現場に一任されていると放置されることもあるでしょう。

私も転職で入社した会社で放置されたケースがありました。新しい職場に来たときは連携がとれていないことは珍しくないでしょう。
考えられるケースとしては以下になります。
・上司が忙しすぎて現場に指示が来ていない
・社内政治の関係でお見合いしている
・教える側の準備不足
上記のように連携不足や受け入れ準備できていない場合は、時間が経てば解決するケースがほとんどですので安心してください。
入社時期や職種による

業種によっては会社自体が繁忙期から、閑散期になっているタイミングに中途入社した、あるいは営業職など自らアポイントを取らなければ、仕事がないという社内ニートの状況もあるでしょう。

会社の社風で「仕事は自分から聞いて覚える」という行動を促すケースもありますね。
この場合は、職場の雰囲気を感じ取って空気を読みながら、積極的に行動するのがベストな選択でしょう。
周囲から仕事を振られない

仕事をなかなか振ってもらえない状況もあります。原因はこれまでの本人の行動に原因があるでしょう。
- 能力が低いので任せられる仕事がない
- 意図的に同僚から避けられている
- よく休むので任せられない
- 上司に逆上したなど問題を起こした
原因となる心当たりがないかもう一度振り返ってみましょう。思いもしないうちに閑職に追いやられるケースも決してゼロではありません。
雰囲気などを感じ取って社内の親しい人や上司に確認してもよいでしょう。明らかな返答などが出ない場合は濃厚です。
前向きな暇つぶしに活用する
社内ニートの状況に陥っても悲観してはいけません。こういう時こそ暇な時間を有効活用しようと割り切ればいいのです。
前述の通り悲観的に考えず、「給料をもらいながら勤務時間を好きに使える」と考えれば、これほどのチャンスはありません。
ここでは「前向きな暇つぶし」として考え方をご紹介します。
キャリアプランを練り直す

時間のあるときにこれからのキャリアプランを確認する、あるいは練り直してもよいでしょう。
目標を掲げて行動を起こす準備に充てると充実した時間に感じられるはずです。
例えば、以下のようなイメージです。
・20代半ばなら、30歳までに主任クラスになる
・TOEIC700点以上を目指す
・35歳には年収1000万は欲しい
目標を明確にしておくと、現時点がどうであれ目標を達成するために邁進できるはずです。
社内ニートであることは一時的なものでしかないと感じることができるでしょう。
業務に対する知識を深める

自分が現在関わっている仕事や関連する知識を深める時間に充てると良いでしょう。
今の仕事に意欲を持っているなら、暇な時期に書籍や会社の過去資料を読み漁り、知識量を増やすことをすれば今後に必ず生きてきます。
今ある時間を無駄にしない行動をすることをこころがけましょう。
資格取得を考える

前項でお伝えした関連知識を深める一貫で、資格取得を目指してみるのもいいでしょう。
今の業務に関連することなら知識を深めることもでき、資格取得もできるなら一石二鳥です。資格ならポータブルスキルとして、転職するときにも履歴書にも書くことができます。
社内ニートから抜け出す方法
ここでは社内ニートで乗り切る方法をみていきましょう。
期間限定思考で乗り切る

一時的なニート状態であると判断できるなら、今は我慢して様子を見るというのも一つの方法です。
もちろんただ暇な時間を過ごすよりも、前述の通りスキルアップのために時間を有効活用して時間をすごしましょう。
今は、辛くとも少なからず時間が解決してくれることはあります。現状に嘆いてばかりでなくこの苦しい時期を乗り切れると一定期間我慢してみましょう。
半年、1年経っても変わらなければ、後述の通り転職に踏み切ればいいのです。そうやって割り切って考えればとても楽にいられるはずです。
副業を考えてみる

副業を考えることも有効な手段です。自分の置かれた状況で先が不安なら、会社に依存しない働き方を模索すればいいのです。
現在では働き方が多様になり、副業がOKの会社が増えてきています。
さらに将来的に定年も70歳まで延長される傾向にあり、60歳を越えたらリタイアして老後をゆっくり過ごすという時代も昔の話になりつつあります。
それなら将来に備えて、自分で稼げる副業に目を向けてみましょう。先行きが不透明だからこそ、今から自分で稼ぐ力を身につける時間に充てればいいのです。

私もこのブログは副業ですよ。会社に依存せず個々で稼げる手段を見つけたいという思いで始めました。
転職の準備をする

これ以上、無駄に過ごしたくないと強く感じる場合は転職を考えても良いでしょう。前述では暇な時間を前向きに捉えるとお伝えしましたが、そう感じられる期間にも限界がありますよね。
ただし、衝動的にすぐに転職へ踏み切るのではなく、しっかりと準備をしてから転職するようにしましょう。今の会社に不満があるからといって原因を振り返ることもなく踏み切るのは止めた方がいいでしょう。
例えば、おススメしたい準備は以下です。
・退職理由を振り返る
・キャリアプランを練り直す
・自分のスキルや実績の棚卸
・会社選びで何を重視するか
まずは、企業が欲しがる人物像やキャリアがあるのか、今の転職市場はどうなのかを客観的に判断する一つとして転職エージェントを利用して情報収集をしてもいいでしょう。以下の記事を参考にしてください。
20代で初めて転職の方はこちらの記事
関連記事【20代】初めての転職活動でおすすめ転職エージェントは?|使い方も解説
社歴が少なくキャリアに自信がない人はこちらの記事
関連記事第二新卒・既卒に強いおすすめ転職エージェント|就活の方法も解説
社内ニートは自分を振り返る期間と捉える
この記事では、社内ニートという出社したとき暇な状況に陥ったときにどうすればいいかを考えてきました。
暇な職場だから悲観的にならず、以下のように時間を有効活用できるように考えることをお伝えしてきました。
ポイント
- 暇であることを前向きに考える
- 時間を有効活用できることを考える
- 業務のために知識を深める時間に使う
- 資格取得に充てられないか考える
- 転職を視野に準備期間として捉える
まずは前向きに考えながら、これからのキャリアプランを見つめ直して一歩踏み出すための準備期間として考えましょう。
また、社内ニート状態が変わらないのなら、辞めて転職すればいいと考えて、前向きな思考を持つことが大切です。