こんな悩みありませんか?
入社1年目、2年目で思うように仕事ができない、あるいは上司や先輩社員から叱られ、「仕事って辛い、こんなはずじゃなかった・・」と激しく落ち込んでませんか?
でも、仕事できないと指摘されたから、激しく落ち込む必要はありません。悩むということはあなたが仕事に対して真剣に取り組んでいる証拠です。
大切なのは、その後の対処の仕方です。目をそらさず、いかに自分と向き合うことができるかが大切です。
この記事では、仕事ができない原因を振り返り、メモを取ることで仕事ができる方法や仕事ができる心構えを紹介していきます。

この記事を読むことで、仕事ができない辛いと感じている方が、きっと自信を持てるようになりますよ。
この記事で分かること
仕事できないと落ち込んで辛いときは「自分を許す」ことから

仕事ができないと感じて落ち込んでいるときは、まず「できない自分」を受け入れて許す気持ちを持ちましょう。
仕事ができないことで落ち込むのはわかりますが、やはり自分を責めるのは、よくありません。
自己否定をすると、心に大きな傷を追ってしまい「精神的な負のスパイラル」に陥ります。どれだけ自分を責めてもミスをしたことは変わりません。これも自分なのだと受け入れてみましょう。
最も大事なのは、今はできない自分を潔く認めて、次をどうするかを考え前向きになることが大切なんです。

私も落ち込んだ時は、自分を責めるのではなく「自分を認める」ことで前向きになることができたんです。
Advice
仕事できない自分を責めるのではなく「受け入れる」ことが大切。同じミスを繰り返さないよう自分で改善していく工夫をすること
仕事できない人の特徴
仕事ができない人はどんな特徴があるのでしょうか。ここではよくある特徴を挙げていきましょう。
仕事できない人の特徴
- 同じミスを繰り返す
- メールや電話の折り返しや返信が遅い
- 仕事のミスを言い訳や人のせいにする
- 仕事の覚えが悪い
- 上司の指示の意図を理解していない
- 上司や先輩に相談せずに仕事を進める
- 期限を守れない
- 仕事ができない人は特有の口癖をいう
同じミスを繰り返す

仕事ができない人は、何度も同じミスを繰り返すことが多いといえるでしょう。
素直に謝罪するが一向にミスがなくならないは、以下のような傾向にあります。
・仕事内容をよく理解していない
・質問力が欠けている
・謝ればよいと考えている
何度もミスを繰り返さないためには、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざがあるように、「今更なぜ聞くのか?」と思われても聞く勇気を持つことです。

ミスを後回しにせずにしっかりとつぶしていきましょう。
メールや電話の折り返しや返信が遅い

メールや電話の返信が遅い場合も仕事できない人の特徴です。
学生の頃とは違い、ビジネスの場合は返答が遅いと信用を落とすことにつながります。
これは顧客だけでなく、社内の連絡であっても同じです。結局は社内で返信が遅い人は顧客に対してもルーズな対応しかできません。
また、周囲の信用を落とすだけでなく、機会損失にもつながっていることも注意しましょう。
返答が遅いとせっかくのチャンスも逃がしてしまっているともいえるのです。ビジネスでは特に早いタイミングでの返答を心がけましょう。
仕事のミスを言い訳や人のせいにする

仕事のミスを言い訳したり、誰かのせいにするのも仕事ができない人の特徴です。
負けず嫌いな人や人目を気にする人はミスを隠したくなるのはわかります。しかし、真摯な気持ちで謝罪ができないとやはり周囲からの評価は下がります。

恥ずかしながら、私もミスしたことを言い出せない時がありましたね…
隠すよりも素直に認めた方が信用されるんです。
気づかないうちに言い訳や誰かのせいにしていることもあります。もう一度、自分の言動や行動を振り返って誰かのせいや言い訳をしていなかを確認してみましょう。
仕事の覚えが悪い

仕事の覚えが悪い人も仕事ができない評価になるでしょう。
しかし、仕事のお覚えが悪い場合は、実はあなたの記憶力や能力が低いのではなく、あなたの仕事に取り組む姿勢の問題です。
仕事ができない人ほどメモを取りません。よほどの記憶力が良い人でないかぎり、日が経つにつれてどんどん忘れていってしまうのは明らかなのに、対処しない方に問題があるのです。

仕事ができる人は、やはりメモを残しています。仕事に取り組む意欲が高いから行動に出るのですね。
メモをとるという行動は重要で、後述しますが改善策としてかなり有効です。仕事を覚えることが苦手ならメモを取る習慣を身につけましょう。
上司の指示の意図を理解していない

上司の指示の意図を理解せずに業務を行っても評価は高くなりません。指示を出す上司にも性格や状況、考え方によって仕事に対する評価基準はことなるからです。
例えば、以下のようなケースが考えられます。
・量をこなすことを重視
・質を上げることを重視
・仕事のスピード重視

上記にさらに会社独自のやり方や社内政治的な要素が加わると非常に難しいですよね。
このような上司の意図を理解するには、ヒアリングがとても重要です。仕事がわからないうちは、自分の判断で仕事を進めるのではなく、必ず確認するようにしましょう。
上司が忙しい、強面で聞きにくいというところもありますが、自分の評価にも関わることですから勇気を出して確認をとりましょう。
上司や先輩に相談せずに仕事を進める

上司や先輩に相談ができてない人も同じように仕事ができないと思われているかもしれません。
相談や確認をせずに突っ走るタイプはミスをしがちで、フォローを余儀なくされる上司や先輩からも煙たがられる存在といえるでしょう。
相談することに対して引け目を感じる人もいますが、実は相談することは以下のようなメリットがあります。
・相談することで信頼関係が築ける
・指示を出した上司や先輩も状況を把握できる
・相談された側は嬉しくなる心理がある
上記のような相手のメリットも考慮した上で、あえて相談することが自分の評価を上げるきっかけになるかもしれませんね。
期限を守れない

期限を守れないことも評価が悪くなる原因のひとつです。
いくらクオリティが高くても期限内にできなければ、できていないことと同じだからですね。
日本のビジネスにおいて期限内に完成させることはプライオリティが高いといえるでしょう。
高評価を得たいために、「遅れてでも良いものを仕上げる」と考えがちですが、残念ながらビジネスでは通じません。
最初から前倒しで完成スケジュールを組み、残った期間でブラッシュアップに充てる仕事の進め方に変更しましょう。
そうすれば、納期に間に合わせることができ周囲の信頼されるようになるでしょう。
仕事ができない人は特有の口癖をいう

仕事ができない人は決まっていう口癖があります。
これまで紹介した言い訳や誰かのせいにするなど、気づかないうちに発言していないか気をつけましょう。
代表的な口癖を以下に挙げてみました。
・でも、だって
・私には無理です
・この仕事向いていないんです
・忙しかった
・時間がなかった
・そんなつもりではなかった
・知りませんでした
・指示されてません
・後からやろうと思っていた
・すいません(空返事)
上記のような口癖を言う人は、基本的に失敗したときの言い訳や作業を行いたくない後ろ向きの発言が大半です。

やはり仕事ができないといわれる原因を自ら作っていることに気づきましょう。
自分の発言を客観的に捉えて、悪い癖を直すところから始めましょう。
仕事できない状況を改善する6つの方法
仕事ができない状況をどうしたら改善できるのでしょうか。ここでは改善できる方法を紹介します。
仕事できない改善方法6選
- メモをとる
- わからないことを放置しない
- アウトプットする
- チェックリストを作る
- 誰かに相談や確認してもらう
- 120%の努力をする
メモをとる

仕事ができない原因として、メモをとっていない、もしくはメモを活用できていないということが考えられます。
基本的なことなので「そんなこと?」と思う方も多いでしょう。
しかし、仕事ができない人に多いのがメモをとらない、もしくは、メモを取っている行為だけで満足しており、メモした内容を活かせてないのです。

要は手段が目的になっているということですね。
仕事ができないと落ち込む前に、メモをとっていない人は論外です。
メモをしっかり活用できているか以下が疎かになっていないか振り返ってみましょう。
- 仕事が終わったらメモをみて復習する
- 順序や書き損じなど未完成な箇所を補完する
- 自分の言葉や補足などを書き留める
このようにメモの活用方法を見直してみるだけで確実にあなた自身が変わっていくでしょう。
わからないことを放置しない

教えられたことでわからないことや疑問に思うことを放置してはいけません。
理解ができないことをいつまでたっても放置すると成長につながらないからです。
疑問やわからないことがあれば、すかさず質問するクセをつけましょう。

そうするとアウトプットにも繋がり理解が深まりますよ。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがありますが、聞きにくい状況でも勇気を出して聞く姿勢を持ちましょう。
理由を知ることで理解につながり、仕事も覚えられます。必ず放置せずに質問することは忘れてはいけません。
アウトプットする

メモをとってそれで終わりではいけません。メモを有効活用しなければ意味がありません。
自分が誰かに教えられるくらい理解することができたら、アウトプットしてみましょう。
なぜなら、インプットだけでは頭に記憶として残りにくく、時間が経てば忘れてしまいますが、アウトプットすることで記憶を定着させることが可能です。

メモを読んで自分なりに考えることが大切なんですね。
アウトプットの方法は何でも構いません。書いたメモの下に、違う色のペンで自分なりの意見や感想を書くなどで、理解を深めることでより記憶に残っていきます。
チェックリストを作る

シンプルなことですが、チェックリストを作ってみましょう。仕事ができない人は面倒だからといって作らないことが大半です。
自分がよく間違える作業や誤字脱字のチェックなど、自分がミスしそうなところをリスト作成してチェックすると必ずミスが減っていきます。

チェックリストといっても大げさなことではありません。自分が判れば問題ないのでExcelやWord、メモ帳などに簡単に書きなぐるだけで問題ありません。
ちなみに文章で誤字脱字が多いなら以下の対策が有効です。
・Microsoft Wordの校正機能を使う
・横書きを縦書きに変換して黙読してみる
・書いた文章を声に出して読んでみる
・少し時間を置いてからチェックする
とにかくミスを減らしたい人なら面倒だと思わず、かならずチェックする癖をつけましょう。
誰かに相談や確認してもらう

仕事に自信がつくまで自ら行った作業を誰かに相談や確認してもらうようにしましょう。
仕事ができない人は、自分が間違った進め方や認識をしていることに気づかないことが多いからです。
常に客観的な視点を養うためにも仕事に自信がつくまで、先輩や同期にお願いをして、チェックしてもらうのがよいでしょう。

チェックリストといっても大げさなことではありません。自分が判れば問題ないのでExcelやWord、メモ帳などに簡単に書きなぐるだけで問題ありません。
恥ずかしがらずに勇気を出して頼みやすい人にお願いしてみましょう。
120%の努力をする

指示された仕事を100%こなして、褒められるのは最初だけです。
さらに高評価を求めるなら、120%以上のことをやる気持ちで仕事に向き合う必要があります。

社外でどれだけ仕事に対しての前向きに取り組めるかポイントとなりますね。
例えば以下のような自発的な取り組みにより成長できるでしょう。あなたは行動していますか?
・専門分野の書籍を読む
・社外の勉強会に参加する
・資格を取る
特に新卒入社で社会人1年目の方は、これまで与えられた仕組みやルールの上で勉強をしてきたかもしれませんが、社会人となるとなればルールは存在しません。
自分なりの勉強方法を見つけ出し、自分のモノにした人が評価され活躍できるのです。
仕事の評価されないと感じている人には以下の記事も読んでみてくださいね。
実は評価されないのは自分にあった!?
関連記事優秀なのに評価されない人の特徴とは?|自己評価が高すぎるのが原因
仕事できない原因が適性の問題と考えている場合はどうすればいい?

仕事ができない原因が業務内容と自分が合っていない場合は、あなたの実力を発揮ができない事態かもしれません。
仕事が合わない、ミスマッチと思いながら仕事を続けても成長に結びつくどころか、無駄な時間を過ごすことになりかねません。
それでは自分に合った仕事はどうやって探せばよいのでしょうか。
やりたいこと探し専門心理カウンセラーの中越さんの著書「日本一やさしい天職の見つけ方」では、以下の3つが重なる部分が心を満たされる天職であるとおっしゃっています。
- 内発的動機づけ:好きという気持ち
- 自己決定要因:自分で選び決めること
- 意味への意思:自分にとって意味ある仕事
引用先:「日本一やさしい天職の見つけ方」中越 裕史 (著)より
自分にあった仕事を探すことは簡単には答えはでないでしょう。20代の若手ならチャンスも多くある程度修正しながら、自分の天職を探せばよいという提案でした。

失敗することで自分の進むべき道がわかってくることがあります。確かに若い時なら挑戦しやすいといえますね。
まずは自分にあった働き方や天職につながる情報を集めながら、会社を辞めずとも活動はできるはずです。
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以下の記事を参考に自分にあった仕事情報や企業を探してみてはいかがでしょうか。
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関連記事【20代】初めての転職活動でおすすめ転職エージェントは?|使い方も解説
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関連記事第二新卒・既卒に強いおすすめ転職エージェント|就活の方法も解説
仕事できないと悩む前に取り組む姿勢や努力が大切
この記事では仕事ができない辛いと悩んでいる方に向けて解説してきました。
仕事ができない辛いと悩む原因は色々とあります。誰でも最初から完璧に仕事はできません。
そこで悩んで仕事を辞めようと思う前に、まず自分に向き合い、どう対処するかを考えることが大切です。
本記事では以下をおすすめしました。
【まとめ】仕事できるようになるには?
- 仕事ができない自分を認めて許してあげる
- メモをしっかりととって、有効活用する
- わからないことは放置しない
- アウトプットする
- チェックリストを作ってミスを防ぐ
- 同僚に相談や確認をしてもらう
- 120%の努力をする
評価されたいなら「言われた以上のこと」ができるようになることが重要です。
仕事ができる人はあなたの見えないところで努力しています。また仕事ができないことが適性の問題だとするなら、自分にあった仕事を見つけるためにまず行動に移すところから始めてみましょう。