こんな悩みありませんか?
職場で「同期の誰よりも私の方が仕事ができるはずなのに」「これだけ働いていても、会社や職場で評価さない・・」とモヤモヤを感じていませんか?
実はこの自己評価と周囲からの評価にギャップがあるのは、自分を過大評価していることが理由なのです。
大半の人は、周囲よりも自分が優秀だと思っていることが研究結果で発表されています。

この研究結果は「ダニング・クルーガー効果」や「平均点以上効果」と呼ばれ、能力が低い人ほど、自分を過大評価する傾向が強いといわれています。
これを聞くとショッキングな話になりますが、現実にあなたが考えるほど上司の評価は高くないのが現実です。
しかし、人間なら自己評価が高くなるのが当たり前なので落ち込む必要はありません。
この記事では、評価されない人の特徴や評価されるにはどのような心構えで臨むべきかを紹介していきます。
記事を読み終えると、どうすれば会社であなたの評価を上げる方法がわかります。
記事の結論が知りたい方は、下の「この記事で分かること」からジャンプしてくださいね。
この記事で分かること
評価されない人ほど自己評価が高い

評価されないと思っている多くの人は「自分の能力が他の人よりも優れている」と思っているのが理由です。
これを「ダニング・クルーガー効果」「レイクウォビゴン効果」「平均点以上効果」などいろいろな呼び方があります。
しかも、タチが悪いことに能力が低い人ほど、自己評価が高い傾向にあるといわれています。
これは、自分の能力の低さを認めたくない、将来的には能力を発揮できると補正する傾向があることが理由です。

僕もこの話を聞くまで自分は同期でも優れている方だと思ってました・・
また、日本人は謙遜の文化があるため、口に出さずとも内心は平均より能力はあると感じている人が多いのも事実でしょう。
指示通りにできたから満足はしない

上司から指示された仕事を予定通りできたことで、自分は能力が高いと思っている方も多いでしょう。
しかし、指示されたことを100%できたとしても、上司からみれば当たり前のことなんです。

上司もあなたを育てるためにハードルの低い指示を出しているかもしれませんよね。
高い評価を得るには、上司から出された指示の真意と上司が考える想定以上の結果を出さなければ、良い評価にはなりません。
評価されない人の5つの特徴

これまでお伝えした通り過大評価する傾向にあるのは確かですが、評価されない人の特徴というのもあります。ここでは評価されない人の理由をみていきましょう。
評価されない5つの特徴
- 上司が何を求めているか理解できていない
- 人のせいにする
- よく会社を休む
- 融通がきかない
- 職場の雰囲気を悪くする
上司が何を求めているか理解できていない
与えられた課題はクリアできても指示の意図を汲み取っていなければ、評価が上がることはありません。
上司の考えや性格を踏まえてなにを優先すべきかをよく考えましょう。以下を考えてみましょう。
- 量をこなすことを重視しているのか
- 質を上げることを求められているのか
- 仕事のスピード重視なのか
また、上司によっては評価ポイントが途中で変わることもあります。
このあたりは、常に上司とのコミュニケーションをとって理由を確認していきましょう。
上司で悩んだ時の対処法を紹介した別記事もありますので是非読んでくださいね。
嫌な上司でも忖度しないといけない・・そんな時の方法をお教えします!
関連記事【ストレスで体調不良】相性の合わない上司と関係改善コツとは?
仕事ができない上司は積極的にサポートすること活路を見出す方法はこちら
関連記事仕事ができない上司を上手に扱う方法|出世に利用できる対処法も解説
人のせいにする
仕事ができないことを誰かのせいにして、言い訳する人は評価はされません。
周囲のせいにする人は、ストレスを溜め込まない性格ではあるものの、他責で処理するため何度も同じミスを繰り返すことが多くなります。

反省することもないので、改善しながら成長することができませんね。
また、他責の傾向にある人は同僚からの評判も悪く、さらに評価を下げる傾向にあると言えますね。
よく会社を休む
仕事ができたとしても欠勤や遅刻、早退が多い人は評価されません。
仕事は同僚と連携を取りながら納期に間に合うように勧めますが、頻繁に休まれるとスケジュールが読めず、信頼して仕事を任せられませんよね。

私も他部署の同僚で、人当たりが良く仕事も丁寧な印象がある人がいましたが、会社を頻繁に休むので評価が低かったですね。
まず、急に仕事を休むことがないように体調管理をしっかりと行いましょう。
融通がきかない
仕事で融通がきかない人も評価されないといえるでしょう。
例えば、以下のようなケースが考えられます。
・自分の仕事を進め方にこだわるばかりに非効率であったり、
・型にはまった仕事しかできず、イレギュラーな対応ができなない
・真面目すぎて冗談が通じない
そんな時には、仕事の進め方を柔軟に対応できる力も必要ですよね。
ただし、新人の頃はやり方を勝手に変えないようにしてください。必ず上司に相談の上で進めましょう。

自分なりのやり方に信念を持つのは時には良いことではありますが、度が過ぎるのは良くないですね。
職場の雰囲気を悪くする
職場の雰囲気に悪い影響を与える人は評価されません。大抵の仕事は同僚との信頼関係で成り立っています。
自分がいくら仕事をできるからといって、職場の雰囲気が悪くなるような行動をとる人は、周囲から評価はされません。
具体的には以下のような人は注意が必要です。
・気分の浮き沈みが激しい
・ネガティブな発言をする
・傲慢な態度をとる
やはり、職場の雰囲気を悪くする人がいれば、同僚の士気も落ちてしまうことから、評価が低いもの当然といえるでしょう。
評価されるための3つの心構え

評価されるにはどうすればいいのでしょうか。それはシンプルに「もっと努力する」ということです。ここでは具体的な理由を紹介します。
評価されるための3つの心構え
- 一歩先をみて何ができるのかを考える
- もっと努力をする
- 信用を落とす行為はしない
一歩先をみて何ができるのかを考える
上司から指示された内容は達成して当たり前だと考えましょう。
あなたが1、2年目なら自信と経験を積ませるため、出される指示も高くはないはずです。評価されたいなら、その一歩先を考え、プラスαどんな成果が出せるかを考えてみましょう。
まず、上司が何を望んでいるのかを先取りして、行動に移してみることが大切です。それが次第に自信へと変わるはずです。
もっと努力する
評価されない人は、単純に努力が足りません。自分は評価されないと嘆いている人にかぎって、努力をしていないのです。仕事をするなら最低限の知識は必要ですが、それだけでは不十分です。
仕事ができるためには、どんな知識や資格などが必要なのかを調べる姿勢はもちろん、通勤時間やちょっとした隙間時間に読書や勉強をするだけでも成長スピードが違います。
そのちょっとした積み重ねが、1年も経てば何も勉強しない人と比べれば、大きな差がついているはずです。
今からすぐに勉強する姿勢と有効な時間の使い方を覚えましょう。
私の経験ではメモを取らない人ほど仕事ができない傾向があります。以下の記事を参考にしてみてくださいね。
メモを取ることは単純ですがとても大切なことです!
関連記事仕事できない辛いと悩むならメモは重要|120%の努力も必要
信用を落とす行動はしない
職場で周囲から信頼される人間性がなければ評価に結びつかないでしょう。周囲に配慮せずにネガティブな発言をしたり、職場で協調性のない行動をする人はやはり信用されません。
評価は「土台となる信頼の上にある」と考えればわかりやすいでしょう。例えば、立派な建物でも基礎工事ができていなければ、いつか倒壊するかと住む人がいなくなりますよね。
どんなに能力が高く、仕事ができても信頼されない行動をする人は、いずれ自分から崩れていくでしょう。周囲の評価も上がるはずはありませんよね。
仕事ができる人の習慣や特徴についても記事を書いてみましたので、よければ読んでくださいね。
身近に仕事ができると思える人のマネから始めましょう!
関連記事仕事ができる人の特徴や習慣とは?|仕事ができる人の4つの考え方も紹介
どうしても自分の評価に納得がいかない場合は?
自己評価が高いだけではなく、客観的に見ても自分は仕事ができると絶対的な自信がある人は転職してもいいと考えます。
これまで自己評価が高すぎる人ほど仕事ができないとお伝えしましたが、会社自体の社風や評価制度、上司と合わないので評価されないケースも確かにあります。

今の会社で能力に自信がある人には「飛び出して試してみればいい!」と伝えています。会社が変わると評価も変わることは私も5回の転職で経験で会社との相性があることを知っているからです。
自分の実力を試すのは若いうちにするのが一番です。40代になるとなかなか冒険はできません。
このブログでも紹介している「転職エージェント」では、専門のカウンセラーが客観的な所感を伝えてくれたり、適正診断も受けられる転職エージェントもあるので、転職する気がなくとも気軽に相談ができます。
ちなみに転職エージェントを利用登録しても無料で利用できるので心配することはありません。
初めての転職エージェントを利用するならこちらの記事からどうぞ
関連記事【20代】初めての転職活動でおすすめ転職エージェントは?|使い方も解説
まだ実務経験が少なくちょっと自信がないかな…と思うならこちら
関連記事第二新卒・既卒に強いおすすめ転職エージェント|就活の方法も解説
今の自分を真摯に受け止め努力しよう
この記事では評価されない人の特徴や対処方法を紹介してきました。評価されない理由が過大評価であることに驚いた人もいるでしょう。
誰もが「私は違う!」と考えるのですが、実際問題として周りからの評価が得られていないということは、あなたの実力不足だということです。
評価されない原因は、単に仕事の処理能力だけの問題ではなく、周囲への気配りや勤務態度も影響するのです。あらためて自分を振り返ってみることも大切でしょう。