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業務過多で退職してもいい?|キャパオーバー?甘えの判断基準も解説

2022年5月27日

業務過多で退職してもいい?|キャパオーバー?甘えの判断基準も解説

毎日、遅くまで仕事が終わらない、業務過多あるいはキャパオーバーと感じて退職を悩んでいませんか?

でも、キャパオーバーと感じていても周囲に「しんどいから辞めたい…」と言うわけにはいきませんよね。

そんな方に向けて本記事では、業務過多の原因を見ていきながら、退職基準や乗り切るための対処方法について解説していきます。

この記事を読み終わるとあなたのモヤモヤを解決できるでしょう。

業務過多の意味とは?

業務過多とは、文字通り「業務」と「過多」(=多すぎる)の組み合わせで、職場で担当している仕事が多すぎることを意味しています。

ふづき

業務過多と似ている言葉で、キャパオーバー(キャパシティーオーバー)もよく使われる言葉だよね。

このような業務過多になる原因は以下が考えられます。

  • 会社の状況
    ⇒経営状況の悪化、人件費抑制、企業風土など
  • あなた自身の能力や性格
    ⇒能力、断れない性格、パワハラなど

業務過多になっている原因は後述しますが、考えている以上に「自分の能力」や「性格」が影響しているケースも珍しくありません。

業務過多で退職しても甘えじゃない?

業務過多で退職してもいい?

結論をいうと業務過多であり、改善されることがないなら仕事を退職しても問題はありません。

ふづき

採用面接でも退職理由としてはよく聞く理由です。ただし、どれだけ業務過多だったのかも補足できた方がよいでしょう。

業務過多、キャパオーバーが疑われるケースとして以下が目安だと考えています。

  • 勤続年数は1年以上はあり、繁忙期など関係なく常に忙しい
  • 同僚も含めて月の労働時間が200時間が当たり前
  • 業務過多を改善される気配ない

業務過多はを引き起こすのは、会社の規模の大きさに関係ありません。会社の経営方針、企業風土が大きく影響しているケースが大半です。

ふづき

私もこれまで数十人規模から、数千人以上の会社に転職した経験がありますが、規模に関係なくその会社の経営方針や企業風土による業務過多は珍しくありませんでしたよ。

大手なら安心できると思ってたけど、そうでもないんですね。

ふづき

働き方改革を推進する世の中でも、企業風土は変わらず、人件費の増加にシビアな会社は今でもそうだと思いますよ。

経営者が人を雇うよりも、割り増し賃金を支払っても今いる従業員に仕事をさせることを望んでいるならもう絶望的です。

ただし、自分が仕事ができないことを棚に上げて、会社が残業させてまで仕事を押し付けると勘違いしている場合もありますから注意しましょう。

詳しくは後述しますがその辺も合わせて最終判断が必要です。

Advice

業務過多で辞めても良い。転職時にも理由は伝えても問題なし。ただし、自分の能力不足ではないかの見極めはしておきましょう。

業務過多がストレスになる原因とは?

業務過多でストレスを感じる原因を以下にまとめてみました。ここではケースを一緒に見ていきましょう。

人手が足りない

人手が足らなくて業務過多になっている

中小企業やベンチャー企業で人件費を増やせない会社は、日常的に人手不足です。

ふづき

一人で何役も兼任することが多いでしょう。私も採用だけでなく他の業務も担当してますしね。

これから成長していくベンチャーなら、会社の成長を夢見ながら頑張れるかもしれませんが、単にコスト削減のために人員が増強されない企業経営だと、従業員にとっては非常に厳しいでしょう。

上司の能力不足

上司の能力不足で業務過多

上司が部下に仕事を振って自分は何もしない上司や仕事ができない上司ではありませんか?

以下のようなケースが当てはまるでしょう。

  • 上司なのにミスが多い
  • 部下の教育をしようとしない
  • 責任転嫁をする
  • 部下の要望を聞き入れたふりをする
  • すぐ怒る

上記のような上司に当たると、部下がフォローしなければならないことが多く、残業も増えるばかりですよね。

ふづき

私も明らかに能力が低く、部下に判断をさせて責任転嫁する上司もいましたね。

仕事でミスが多く仕事が進まない

ミスばかりで業務過多になっている

業務過多になっている原因が自分にあるケースです。

自分の能力が低く、仕事が進まないことが挙げられます。そんな人は以下の原因が考えられるでしょう。

  • 同じ間違いをする
  • 報告・連絡・相談が上司にできない
  • メモを取ったり、見直したりできない
  • 理解したつもりになっている

自分で認識している場合ならいいですが、残念ながら能力が低いことを認識できていない場合があります。この場合は転職しても同じ状況に陥ることになるでしょう。

頼まれたら断れない

頼まれたら断れない性格だから業務過多になっている

仕事を頼まれたら断れない性格の人は、基本的に業務過多になることが多いでしょう。

職場でも上司や同僚から「あの人ならお願いしやすい」と都合よく使われているからです。

もともと温厚な性格やHSP(Highly Sensitive Person:感受性が強く敏感な性格の人)は、自分よりも相手を優先させてしまうため、頼まれると断りにくいでしょう。

ふづき

管理人である私もHSPです。相手の気持ちがわかるため、断れないというところがあるんですよね。

この場合は、断われる勇気を持ちましょう。最初から全部断るのは難しくても3回に1回は断る、週末の残業をお願いされたら断るなど自分なりの流儀を決めておけば、相手も遠慮するようになるでしょう。

断り方については以下でも紹介しますので参考にしてください。

業務過多を改善できる対処方法

業務過多の状況を上司にスッパリと言えればいいですが、なかなか簡単には行かないでしょう。

ここでは業務過多を改善できる方法を紹介します。

進言してくれそうな先輩に相談してみる

進言してくれそうな先輩に相談してみる

業務過多な状況は、会社側は把握していないこともあります。

その場合は、職場に信頼できる先輩(距離の近い上司)など比較的話しやすい人にまず相談してみましょう。

ただし、単に相談するというよりは、自分の味方になってくれ、会社側にうまく伝わる人物を選ぶのがコツです。

ふづき

私の経験では職場で誰かに相談すると、大抵は上司のにも耳に入ります。逆にそこを利用して間接的に情報が届くようなイメージですね。

ただし、相談する内容も甘えや泣き言に捉えられると単なる愚痴になるので、伝え方には細心の注意を払いましょう。

例えば、自責を切り口にする伝え方がよいでしょう。

  • 仕事で遅くなるのは、自分の仕事の進め方が間違っていないでしょうか?
  • 残業代がかかるので部の迷惑になっていませんか? など

このようにまずは会社側に間接的に伝えて、解決をはかることも検討してみましょう。

断る勇気を持つ

断る勇気を持つ

2つ目のケースでは、仕事を頼まれたら断れない性格の方に向けてのアドバイスです。

やはり大切なのは、断る勇気を持つということです。

それができたら「悩みなんかしないよ・・」と思われる人もいるでしょう。

そんな人は以下を参考に相手を不機嫌にさせない上手な断り方を紹介します。

相手を不快にさせない仕事を上手に断る方法

仕事を上手に断るコツ

  • 自分以外の都合で仕事を断る
  • 条件を提案して断る

せっかく頼りにしていただいたのに申し訳ないという気持ちを伝えながら断ると、より一層丁寧な印象になります。

丁寧な言い方をすると効果がありますので、断れない性格の方は実行してみましょう。

残業をしないことを周囲に伝えておく

残業をしないことを周囲に伝えておく

毎回断ることにストレスを感じるなら、何か残業ができない理由をあらかじめ同僚に周知してもらうことで頼まれることが少なくなるでしょう。

例えば、以下のようなイメージです。

  • 趣味で習い事を始めた
  • 資格の勉強をしている
  • 家庭の事情で早く帰らないといけない
ふづき

嘘までついて残業を断るのは、嘘が発覚した時に職場の人間関係が悪化するのでそれはやめましょうね。

上記のように理由がないなら、いっそうのこと断るためになにか予定を作ってみてもよいでしょう。

会社で認められるなら、副業を始めるというもいいと思いますよ。

会社以外でも積極的にやりたいことを見つけることもスキルアップにもつながっていくでしょう。

自分だけ業務過多のケースとは?

自分だけ業務過多であると思う理由にはいくつか原因があります。主に以下が考えられるでしょう。

自分だけ業務過多のケース

  • 仕事ができる人
  • 仕事ができない人
  • 上司からパワハラを受けている人

仕事ができる人

仕事ができる人

「仕事ができる人」は、恐らく自分で自覚しているところが多いと思います。

基本的にそういう人はこの記事を読みにきません。

なぜなら、忙しいことが幸せであり、責任感を持ってやるため仕事への姿勢が違うからです。

ふづき

うちの会社でも忙しいといいながら、生きがいを感じている人は少なからずいます。そういう人は仕事ができる人ですね。

よって、業務過多だから辛いと感じておらず、忙しいことが生きている証のような充実感があるのですね。

仕事ができない人

仕事ができない人

仕事ができない人が自分の能力不足を棚に上げて、会社が悪いと考えるモンスター社員のようなケースです。

実は、仕事できない人ほど自分は他の人より仕事ができると考える人は実は多いのです。

ふづき

私も若い頃は同期でも出来る方だと勘違いしていた頃がありました…

もう一度振り返って、自分の客観的な評価を振り返ってみるべきでしょう。

会社で評価が低い人は以下のような現象をよく見ます。

  • 自分の意見を聞いてくれない
  • 愚痴っぽい
  • 勤務態度が悪い
  • 孤立している
ふづき

私の経験からですが、職場で評価低い人には人が寄ってきません。

もし思い当たる節があるなら、自分を振り返ってみてください。もし、自分の評価に疑問が残るなら、上司に問いただしてもいいでしょう。

パワハラを受けている

パワハラで業務過多になっている

パワハラを受けている人は、恐らく上司との関係がうまくいってないことから、自分でも意図的に負担をかけられていることが分かっているでしょう。

正直なところ、上司のパワハラを受けていると確信が持てるなら、揉め事にするよりは冷静な対処を心がけましょう。

対処するステップとしては以下が考えられます。

自分だけ業務過多のケース

  • 社内・社外の相談窓口に相談する
  • 異動願いや配置換えを希望する
  • 転職する

上記の相談窓口は、カウンセラーなど第三者の人に悩みを聞いてもらうのも意外に効果的です。

客観的なアドバイスで自分を冷静に振り返ることができるからです。

ふづき

職場の雰囲気や組織上の利害関係で相談できないことを考えると、公的な相談窓口に連絡するのもいいかもしれませんね。

改善が見られない、精神的に辛いとなれば、やはり配置転換や転職も検討するべきでしょう。

転職で業務過多を退職理由にしても問題ないのか?

現役の面接官の立場からお伝えすると、業務過多を転職を理由にしても問題はありません。

ただし、気をつけないといけないのは「伝え方」です。

面接でよくあるのが、業務過多を理由に出すところまでは問題はなかったのですが、質問していくと前職の悪口が止まらなくなる人もいらっしゃいます。

ふづき

前職での不満はわかりますが、感情的になって本音で話さないように気をつけましょう。

面接で「業務過多」を退職理由にする伝え方

面接で「業務過多」を退職理由にする伝え方

面接で業務過多を理由にする場合は、受け入れてもらえなかった状況や経緯、そして結果を伝えるようにしましょう。

ふづき

単なる甘えや身勝手、責任感がないなど面接で印象が悪くならないような伝え方を心がけましょう。

例えば、以下のような伝え方です。

前職では毎日終電で帰宅、休日出勤もあり、労働時間が月平均200時間は日常的でした。上司にも相談したものの、残念ながら労働時間が長い人が評価が高い企業風土は変わることはありませんでした。

私は、プライベートの時間で業務関連の知識を深めたり、資格取得の勉強時間が取れる労働環境で働きたいと考え転職を決意しました。

具体的に残業がどのくらいあったか、会社にも相談したのか、前向きな理由で退職を決意したかを意識しましょう。

業務過多が改善されないなら転職を検討する

この記事では業務過多についてお伝えしてきました。業務過多になるケースは必ずしも会社に原因があるわけではなく、自身の能力が影響している可能性があることをお伝えしました。

まとめ

  • 業務過多の原因は、会社側だけでなくあなたの能力が低い可能性もある
  • 頼まれやすい人や断れない人は、上手に断る方法を覚える
  • 仕事ができない人には人が寄ってこない
  • パワハラで業務過多になっているならまずは公的窓口に相談してみる
  • 業務過多を退職理由にしても問題なし
  • 面接で業務過多の伝え方には気をつける

業務過多になっている理由を振り返り、改善できるように動いてみましょう。企業風土から改善が難しければもちろん転職を検討してもよいでしょう。

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