「こんなことでは音を上げられない・・」と限界まで感じるまで毎日会社に通勤していませんか?

そんな時は身体や精神的にこれまでとは違う「限界のサイン」が出ていないかチェックしてみましょう。
気持ち的には大丈夫と思っていても、自覚がないうちに精神的、身体的に変調が出ている場合もあります。
本記事では、ストレスで限界と感じる原因からストレスを感じやすい人の特徴、対処法について紹介していきます。
この記事を読むことであなたの置かれている厳しい状況から抜け出し、気持ちが楽になることでしょう。
この記事を書いた人

- 5回の転職経験あり
- ITベンチャー企業の採用担当者(5年目)
- 内部監査業務も経験
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この記事で分かること
仕事でストレスの限界にきている原因
仕事でストレスになる理由は人によって色々ありますよね。ここではストレスでもう限界といわれる原因をみていきましょう。
パワハラやセクハラを受けている

会社で上司からのパワハラやセクハラを受けるとストレスは急激にたまります。

上司を批判することができず不満がたまる一方ですよね。
上司だからといって、必要以上に我慢することはありません。そんな時には、まず社内にハラスメント相談窓口がないか調べてみましょう。
なぜなら、2020年の改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)の施行により、すでに大企業では相談窓口設置の義務化となっています。
よって社内に相談できる窓口を設置する会社が増えていますので一度調べてみましょう。
また、設置されていない会社や社内の相談窓口は利用できないという方には、以下のような公的な相談窓口が設置されているので連絡してみましょう。
時間外労働が多い

毎日遅くまで働いてさらに休日出勤も珍しくない状況が続けば、ストレスがたまるのは間違いないですよね。

体を休めることができず、疲労がたまると体調を壊すことも十分にありえます。
法的にも時間外労働について年々厳しくなり、労働基準法で定められている残業時間も非常に厳しく制限されています。
労使協定で合意していても以下を超えることはできません。
- 年間時間外労働上限:720時間(年間)
- 月間時間外労働上限:100時間(月間)
- 複数月平均80時間以内
※原則45時間を超えることができるのは6ヶ月まで
時間外労働が続く厳しい労働環境に対して、改善がみられない会社は企業体質に問題があるといえるでしょう。
責任が重くプレッシャーが重い

日々責任を強く感じ、プレッシャーが続くときは限界を感じてしまうでしょう。毎日、張り詰めた緊張感が続けばメンタルにも悪影響を及ぼしてしまいます。

私も業務に慣れない時は重圧に押しつぶされそうになります。私はプレッシャーに弱いため、「慣れないうちは仕方ない」となるべく客観的に考えるようにしています。
業務で強いプレッシャーを感じるのは以下のようなケースが多いのではないでしょうか?
・大口取引の顧客との取引がある
・売上目標が達成できない
・社運を賭けたプロジェクトに抜擢された
ただプレッシャーを感じるのは、悪いことだけではなく人間を成長させる要素もあります。
このプレッシャーに打ち勝つのか、それとも限界と思うのかを決めるのは、最終的に決断するのはあなた自身ですね。
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関連記事 30代で女性が仕事辞めたいは甘えではない|転職決める必勝法を解説
自分への評価の不満

自分の評価に強い不満を強く感じていればストレスを抱えるケースもあります。
評価されないと不満を募らせ、日々働いていると会社に対して不満を持つようになります。
そして、仕事に対してのやる気を失い大きなストレスを感じるからでしょう。
自分の評価されない状況は、あなたの自己評価が高すぎる場合もあります。もし、自分が評価されないと感じるなら以下の記事も参考にしてくださいね。
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参考記事優秀なのに評価されない人の特徴とは?|自己評価が高すぎるのが原因
ストレスをためやすい性格

実はストレスは、人によって感じやすい性格があります。
以下のような性格の人は、ストレスからうつ病になりやすい性格といわれています。あたなは以下の性格に当てはまりませんか?
- 几帳面で真面目な人
- 完璧主義
- 頑固で人の意見を聞かない
- 仕事が断れない
- 自分の評価を気にする
参考:うつ病を理解しよう|仙台市
参考:こころの耳 ご存知ですか?うつ病|厚生労働省
まず自身がストレスを感じやすい性格なのかを知ることで対策も可能になります。ストレスとうまく付き合っていくことが大切ですね。
本サイトでは、ストレスがたまり辞めたいと思った時の対処法をテーマにした以下の記事を参考にしてください。
関連記事【仕事合わない】ストレスで会社辞める判断基準は?転職前の注意点も解説
危険信号が表れているサイン
ストレスで限界と感じていれば、自分で意識しないうちに体や精神的にうつ病を疑うような症状があらわれている場合があります。
ここでは身体的にあらわれる症状と精神的に感じる「うつ病」の症状が出ていないかを紹介します。
うつ病と気づかないケースも多く、自分に当てはまる異変がないかを確認していきましょう。
身体的な症状

毎日働いていると疲れや眠れないなどの珍しくない症状のため、本人も気づかない場合が多いでしょう。特に長期で以下のような症状が続く場合は要注意です。
- 夜に眠れない
- 食欲がない
- 朝や休日空けに調子が遅い
- 遅刻欠勤が増える
- 体がだるい
- 頭の回転が遅い
精神的な症状

心に表れる症状については、誰かに指摘されて初めて自分の異変に気づくことも多いでしょう。

よく考えると「いつもと違うような・・」と感じるなら要注意ですよ。
以下のような症状に思い当たる節がないか、確認してみましょう。
- 無気力
- イライラしている
- 集中できない
- ミスが増える
- 何か焦っている
ストレスが限界と感じる時の4つの対処法
ストレスが限界と感じている時に具体的にどのような対処法が考えられるのでしょうか。ここでは4つの対処方法を紹介します。
信頼できる人に話を聞いてもらう

人に話を聞いてもらうことで気分が楽になります。そんなことで?と疑問に思う人も多いと思いますが、話を誰かに聞いてもらうことで、心理的な浄化作用があるのです。
- 話をきいてもらうことでスッキリする
- 話すことで客観的になれる
- 共感することで安心できる
仕事とプライベートの切り替えを徹底する

仕事とプライベートのオンオフの切り替えをしっかりと行うことも大切です。
仕事にストレスを抱える人は、オンオフの切り替えが下手な人が多くないでしょうか。仕事が終わったら、メールや電話に出ないなど徹底した切り替えをしてみましょう。
ストレスの原因となる仕事から離れることで気分転換にもつながり、よりストレスを軽減にもつながるでしょう。
割り切る気持ちを持つ

仕事で完璧を目指さなくても大丈夫と思うことです。
ストレスをためやすい人は、プライドが高く完璧主義であったり、周囲から評価されないといけないと自らを追い込んでいるケースが多いのです。
別に尊敬されなくてもいい、「7割くらいできればいいじゃない」と考えればすごく楽になります。

「人間はこうあるべき」という強い信条が逆に自分を追い込んでいることもあるんです。もっと気を楽に持つのがポイントです。
公的な相談窓口を利用する

セクハラやパワハラなどで大きなストレスを感じているなら、公的な窓口に相談してみるのもいいでしょう。
カウンセラーなど第三者の人に悩みを聞いてもらうというのは非常に効果があります。
職場の雰囲気や組織上の利害関係で相談できないケースや社内に相談窓口がない会社もたくさんあり、外部の公的な相談窓口の方が話しやすく客観的なアドバイスも聞くこともできるからです。

公的な機関は以下より探すことができますので気軽に相談してみましょう。
相談することは恥ずかしいことではありません!
ストレスで限界と感じるならまず相談
会社で大きなストレスを抱えて、「もう限界だ・・」と考える人に向けて記事を書きました。社会人になると仕事を簡単には仕事を放り出すことはできませんよね。それだけに内にストレスをため込んでも働かなくてはなりません。
ポイント
- 信頼できる人に話を聞いてもらう
- 仕事とプライベートの切り替えを徹底する
- 割り切る気持ちを持つ
- 公的な相談窓口を利用する
ストレスは自分が思っている以上に精神面や体にも大きな影響を与えています。記事で紹介したサインがないかを確認して気になる場合は早い時期に医師に相談しましょう。
仕事辞めたい悩みについて以下の記事でまとめていますので参考にしてくださいね。
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